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架神恭介『もしリアルパンクロッカーが仏門に入ったら』『仁義なきキリスト教史』
『聖☆おにいさん』でブッダがイエスに「あれっ、君悟ってないんだ。悟っておいた方がいいよ」というくだりがあるのですが、あの辺のすれすれギャグがより味わい深いことになりました。やっぱり本はおもしろい方がいいねえ。この二冊は注や解説、参考文献などもわりとちょこちょこ入るので、何ならここから勉強を始めることでもできる、とても夢のある本です。

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山岸凉子『テレプシコーラ』第二部(1)〜(5)読了。あーー、おもしろかった! 六花ちゃんみたいな主人公、大好き〜。この五冊は「LIFE !」でいうところのラスト五分、「オデッセイ」でいうところのラスト十分ね〜。あれだけの第一部を読んだ後だもの、このエンドロールがなかったらおさまらないところでした。満足した。おすすめです!

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山岸凉子『テレプシコーラ』第一部(1)〜(10)読了……お、おおおお、重……。重……ずっしりした読み応え……生きた……。
今夜眠れなくなったらどうしよう! おすすめです!

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ジャスミン・ギュ『バック ストリート ガールズ』(5)
表紙をここに引用したら一発で出入り禁止になるレベル。電車で読めない。へたうったヤクザが親分の命令で性転換してアイドルになるという夢のある漫画。今回は猫ちゃんが大活躍! ちょっぴり不気味な猫ちゃんと出会い、蜜月、そして涙……。その話の直前は痔のお話。痔のお話は二回出てきて……まあ、それはいいとして、とても素敵な漫画です。

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日下直子『ヤマありタニおり』全三巻
折り紙同好会のお話。
名著でした。
「一生分の鶴」に「一生のうちに人が折る鶴の定量」と注がついているところなどが大変、胸に来ました。おすすめです!

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おもしろかった! 主人公が行く先々でぎょっとするほどまずい/まずそうな/危険そうなコーヒーを出されて困惑しながらも真実に近づいているのかどうかわからないうちに横槍がキター! 
…なんていうトーンではなく、自分もその場にいて、すごいおしゃべりな関係者の話を聞いているような臨場感でした。

すごくぎくしゃくと始まって、やっと語り手の調子が出てきたな〜って思ってるといつの間にかクライマックスに突入しちゃってたというのが、主人公のおかれてる状況とぴたっと重なっていておもしろかったです。「ラブ」と「コメ」は常に私たちのそばにあるというお話。

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東山彰良『さよなら的レボリューション 再見阿良』
夏休みにぴったりの青春小説を読みました。どったんばったんしていておもしろかったです。好きな女の子に長文メールを書いて、送信直前に仲の悪い姉にチェックしてもらい、いい塩梅に書き直してもらうくだりとか、おもしろかったなあ。欠点だらけの主人公に、欠点だらけの友だち、欠点だらけの女の子。ちょっとかっこいいこと言ったかと思えば「うへえ」っていう事態に陥る人々のお話。途中、主人公が食べそこねた肉まんの描写のせいで今夜は麻婆豆腐になりました。

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松本英子の漫画は全部面白い。全部おすすめ。これは衝撃のすあま描写などあり、必読。

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東山彰良『ライフ・ゴーズ・オン』
今際の際にいる主人公が、二十三回目の「思い出し直し」にトライ! というお話。語り手=主人公なのですが、あれほどああだこうだ考えていた主人公がいざ口にする言葉の素朴さといったら……。ラスト部分を読んでいたらぐいぐい空が晴れてきて、かーっときてしまいました。おもしろかった。おすすめです。

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兎公が主人公のハードボイルド。ジョニーは復讐の賞味期限について考える探偵だ(兎である)。280頁ちょっとある本の140頁過ぎまでは「どういう体で読めばいいのでしょう……」という迷いが消えなかった。なのに気づいたらはまっちまった。ラストは大変に驚きました。おすすめです!

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東山彰良『路傍』
はは、解説で、おいこら手癖で書いてんな、本気出せって説教されてる。
さらっとおもしろかったわ!

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増補版を。おもしろかったね〜。おもしろかったよ〜。

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研究者が書いたにしては突っ込んだ分析がなく、子が親について書いたにしてはねじれてない。すごく淡々としてる。おもしろい。名著だと思う。

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いとうせいこう、奥泉光、渡部直己 『小説の聖典(バイブル)  漫談で読む文学入門 』
いとうせいこうと奥泉光がやっている文学漫談を収録したもので、とても楽しい一冊。小説にまつわるいろいろが大体おさまっているし、両氏の作家としての生々しい話も読めます。渡部直己のふざけた注もちょっと懐かしい感じで良いです。10 年くらい前に出た本を文庫化したものなので、ああ、いとうせいこうはこの悩みを今やのりこえているなあとか、そういった部分もあって複雑な読み応えがあります。

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春日武彦『鬱屈精神科医、占いにすがる』
おもしろかった……! 自己嫌悪はいい暇つぶしであるがゆえに癖になる。繰り返しやってくる鬱屈を自分自身で突き放しつつ、その不幸を混ぜっ返すために占いにすがる。そうかあ。この「占い」に相当する部分に日頃、自分は何を用いているのかなあ。

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綿矢りさ「ウォーク・イン・クローゼット」
なにかきばらしになるようなものを読もうと手にとって、最初の数頁がろくでもなく荒々しくちょっと後悔。でも終盤は思いがけず広々としたところに出て、おもしろかった。じたばたしたスタイルは第一作から変わらず、ちょっとした場面の跳び方が個性的だと思いました。

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円城塔『エピローグ』
まずこれを読むじゃん。それからサスペンスドラマを見る。なんとこれが無類におもしろい! サスペンスドラマってテキストがメインでしょ。するとたとえばより舞台っぽい朝の連ドラと対面したときには間に何か挟まないと応答不可だろうなとか、西村京太郎サスペンスと「マッサン」が出会って恋をするためにはとかそういうことが思い浮かんで楽しいです。
ちなみに、気に入った台詞は「疑問形かよ」です。
(書き損じのため直しまして再度上げたものです)

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第一巻「画伯」。
第二巻「宇宙」。
第三巻「まさし(仮)の闇は深い」。
感動した。感動しそうになるとがつっと挟まれるギャグに作者の「感動させないぞ」という強い意志を感じて。おもしろかった。

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本来ならもっと大部の著書になっていたであろう本がきゅっとコンパクトに収まっていて、寂しくも楽しい本でした。