若い男
せっかく大学生活を満喫してたのに母が連休に来いとうるさいから地元に戻ってきた。なんのことはない。お茶会の手伝いをさせられただけ。地元の人気取りに使われてのだ。ご機嫌取りにどうせこのあとあたしの好きな店が予約されてるし何か買ってくれるにちがいない。いちど好きだといったら父はそこばかり。美味しいけど今日みたいな日は家でゆっくりしたいのに。でもお店に悪くて断れない。母は母でじぶんの好き勝手に取り巻きと出かけて今夜は帰ってこないだろう。そしたらやっぱり父がかわいそうに思える。
化粧室にたつ。帯をチェックしようと鏡をみると、や…[全文を見る]
何を言い出す!?
ちょっと疲れてるのよゆるして
いちど
黒髪君×師匠は書いてみたいとおもってる
常に、誰に対しても受けクサいよね、師匠
sentimental journey
ケータイを友達の家においてきた。本当なら現金をありったけ引き出してカードやその他も破棄してしまいたいくらいだった。そこまでしては自殺する気かと疑われそうでやめた。
死にたいわけじゃない。
ただ、どこかへ逃げ出したかった。
とはいえ何もかも捨てていちから人生をやりなおす気力もない。そういうはなしでもない気がする。あたしは仕事でそれなりに成功している。「居場所」をつくった。ただそこさえも今、めんどうくさいことになっている。
ただの逃避。弱い人間のすること。
あんなはなしをするんじゃなかった。あたしは知…[全文を見る]
tea or coffee
おれの恋人は早朝、きゅうな呼び出しで家をでていった。彼女へ挨拶もなく。消耗してるだろうから寝かせておいてあげてとだけ言い残し、あとで電話するとおれの耳に囁いて。引っ張られた癖毛をかきあげて背を覆う黒髪を見送った。掴みよせてくちづけようかと悩んだがやめた。遅らせたくなかった。
ああいう顔のときは「仕事」にしか意識がない。重要な呼び出しだとは理解した。だからといってほっておかれるほうの気持ちにあまりに頓着しなさすぎると思ったが、それだけ信頼されているのだとわかってもいる。そしてまた彼女も、昨夜とちがい寛いだ、足首…[全文を見る]
付き合いはじめの情熱が失われてるころのおはなしですので彼らにとっては非常にいい方向に働いてるかとw
いいんちょは甘えんぼさんなのでねえ
けっきょく惚気という、黒髪君&茶髪くん、くおりてぃーw
いいんちょ、いい面の皮っすよ
彼と彼女と夏の夜
出ていけって怒鳴られたから出てきた。今夜泊めて。妻に手をあげるなんて最低。別れるわ。
そう言った彼女の頬は白く綺麗なままに見えた。ところが、おれの恋人は茫然自失といった顔つきでその場に立ち尽くした。しかたなくおれが彼女の荷物をもって部屋へと招き入れた。彼女がサンダルを脱いでからも、このひとはあらぬほうを見ていた。
立ち働くことを少しも厭わないひとが動けないでいるのを見過ごせない。だが今は、離婚の危機とやらを迎えているらしい彼女のほうを向かねばならない。おれとこのひとがこうして付き合うちょくせつのきっかけ…[全文を見る]
海へ
狭いキッチンでふたり並んで夕飯の片付けをしていたら定番のサーフ&ビーチミュージックが流れてきた。梅雨が明けたら近場の海へ行こうと誘ったら、おれの恋人は眉をひそめた。
「もしかして泳げない?」
「泳げる」
もちろん、このひとが泳げないとは思っていない。泳げるとわかっていて訊いたのだ。はなしの接ぎ穂を用意するつもりで。ところがこのひとはそれ以上なにも言わずおれの顔をじっと見た。先を促され、しかたなく続けて問う。
「海が嫌いとか?」
ちょくせつ好き嫌いを問うのは避けたかった。妙に禁欲的なところがあるからこそ、何が好きか嫌…[全文を見る]
あ、これ送信できてなかった!
りぷできないからここへ
そっか、そのせいであんな怖い夢を!
黒髪君に魘をガッツリもられまくったようですよ!
でもって、そのスター連打は何卒ご容赦いただきたく(汗)
ありがとうございます
きっと討死ものでした(笑)
彼らのその件は、また
わたしのなかにはそれなりのコトはありますが、だからこそまた
そしてバナナ!
熱とおすと確かに大丈夫かもですね☆
バナナ、もしかしたらアレルギーかもなだけで、嫌いじゃないですよ♪
むしろ好物!
茶髪くんみたいなひとはそういませんよ(笑)
それをすると、黒髪君のプライドを叩き潰すってことをわかってるから茶髪くんはしない、んですよね
茶髪くんの「聡明さ」に救われている
べつの言い方をすると、「容赦」されている
善悪で捌ききれない(裁く神のいない)あの場所で、
そのあたりのことを、黒髪君が理解するタイミングがいつ来るのか、
または茶髪くんがしっかりと伝えられるのか
ふたりが一緒にいられるひとつの試金石になるのが、そのへんの「事件」だとは思っていますが、
わたしがそこまで書けません><
眉間に皺よせて、かわいそーに!w
ウソw
茶髪くんはでも、真面目にいちど、このひとに「お仕置き」してやっていいとおもいます
その時計の指し示す時刻は「明け方」ですね
次回サイト更新、または再来週からの連載で拝みたい図でしゅ☆
という「予告」をテクスト担当からもしてみました♪
えへv
えーーーーーーーーーーーーー!!!
そこが「弱点」すぎてヤなんですよー><
しかもこのひとほんとは小心者でチョー用心深いくせに、
喪服
制服をきてくるべきだった。あたしは一瞬だけ後悔した。みな制服をきていた。高校のクラスメイト、そしてクラス委員同士、そのご両親の葬儀。
あたしは本来ならまとめ役をしないとならない立場だったけどその日はお稽古の発表会があった。それで仕方なく従兄に車で送ってもらい母のいうとおり喪服をきてお通夜にでた。
ひとの視線には慣れている。あたしはこの土地のほぼ全域をおさめていた一族の末裔だ。家屋は文化財に指定され近くの社は我が家の先祖が奉献し裏山にある山城もかつて豪族であった証のひとつだ。今でさえ父は議員をしているし、あたしの名前…[全文を見る]
長回しでね!>ドラマ
それこそ舞台は日本家屋(お屋敷)です、うささんの好きな!
師匠は文字通り寝間着を着てますが(まだお風呂はいってないからこの場面では着流しに兵児帯)、黒髪君は綿のパジャマです
寝間着じゃなくちゃんとパジャマを渡してあげた師匠はなんのかんのとやっぱりモテるよなあと思いますw
しっぽり、という単語が似合いそうなふたりです☆
赤い☆じゃないっすか!
シャア様☆(ちがっ
ずっと「パジャマ」の件はどこでどう書こうかと気になってて、今回一応「本編」で語らせましたが、「師弟もえもえ」な雰囲気で一発かいておこうかとw
サイトのほうの次話更新分予告編みたいなかんじでv
贐(はなむけ)
あの子の両親が亡くなった日、己はあいにく仕事で遠出していた。電話の声は落ち着いていた。落ち着きすぎていたくらいだがそれをあえて指摘しなかった。そのかわり、うちに来い、といった。来るかと尋ねず、お前を引き取るから家に来いと命じた。あの子は弟子らしく殊勝な声でお世話になりますとこたえた。己はそれ以上なにも心配しなかった。それどころかこれでようやくあの子は一人前になれると慶んだ。本来ならばもっと早くに独り立ちさせてやるべきだった。だが世間というやつはそう甘くない。十代で「夢使い」になるとすれば歴史上著名な者と並…[全文を見る]
そういえば
わたしの信条では、原作が一番に【ラブい、エロい、ヒドい】が「最高!!!」と思ってるので負けないようにしたいです☆
あの男さんが、やはしツボるw 舶来物のたっかそーなブランドスーツ着せてやってください 腕にはカフスボタン 必ず
店長も意外とそのへんお洒落なはずなんですが(もと広告ギョーカイ人なので!)だらけてます
黒髪君と茶髪くんはほとんど身長差がないので向き合うと目と目がバッチリ合う
ちゅーするにも楽ちん
委員長は、黒髪君のあごのところに額がくるくらい(あごの下に頭じゃなくて)なのでそんくらいだとおもいます で、あまり胸もおしりもありません わりとへいぱんなからだつきなので背中あきのドレスを着るタイプ
ていうか、店長、てんちょーかわゆす☆
まだ…[全文を見る]