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短歌のことを語る

秋しぐれ平和と知恵の方角に迷ったままで日の明け暮れり

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理と情を一粒にして鉱石は燃え立つような衣のなかに

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何百の暮らしかさなる塔の下ねこ一匹居ぬねこの額

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花柄を産着にされし子の帰省シャツに花咲き靴に花咲く

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破られることなき調和を卓に置くコーヒー食パンあさの言の葉

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沁み出してくる思い出も尽き果てて痛みかただけ残る乳房よ

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鼻歌をウェブに流せぬつぶやきを倍音にするパラボラアンテナ

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錦秋の山よりあかい胴裏やひと針ひと針秘匿にときめき

まだ縫ってないけど、きっとそうだなー というw

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すっぴんで走り出しそうなクッキーは十年かかった夢のカタチ

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連れだって海へ光を運びける釣竿のひと犬をひくひと

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爆爆と鳴る秋風や川面なら夢でなんども飛んでいるけど

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秋空に閑を得て煮る無花果や今年初めてそして最後の

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十年で召喚されし記憶らはそれぞれちいさな渦を秘めをり

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宇宙(そら)向いて墓標は建ちぬ両肩の桜を失しし祠のそばに

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名月のころ生まれ来し子のために。送る?それとも見送る?

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萩枝垂れ少女のつめのような葉の眠るむこうで夏恋話

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引力に逆らいながらソラをみて季節外れの胞子飛ばしぬ

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はじめての夏を互いに突(つつ)きあう子らに萩の咲きこぼれ

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守るため掛けらるる網かろやかな花の色して電柱に咲く

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先頭を競る蜻蛉らを追ってゆくゴールは6時の惣菜売り場


なんにもする気がおきないときは天ぷらやとんかつを買って丼物にするのですw