ただ君の手というだけの魔法なりスラーは波に音符は鳥に
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短歌のことを語る
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恋病めば陽の駈け落つる濃い闇に錨おろして潮を待つなり
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路地に立ち塊ほぐす糸口をつかまえあぐる二度目の秋かな
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きみの影踏んで歩みしこの5年ずっと句点を手にしている
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オレンジの風がささやくそう遠くない場所にあなたが居るということ
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チリリンと夜道をゆけばいづこから虫のコロコロ恋はこれから
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手をふって夕陽見送るひまわりの肩越しに言うキミにThanks!
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雷門を見上げる貌が眩しくて
あなたひまわり俺どさまわり by 寅 (すいません、ふざけましたw)
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かなかなと何を不思議に思うてか蝉も人も問いは終わらぬ
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茄子の尾を咲(ひら)いて生まれむ黄緑に夏をば惜しむ午後の酒かな
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蒼き音きしきしきしと水茄子や晩夏の火照り鎮めけるかな
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昼下がり彼が残したオレンジをコアントローで後追いす
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風狂う庭で踊るは百日紅(さるすべり)珊瑚細工のかんざし揺らして
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喰はれゆく陽に神を見て罪を悔ふアイス勝手に食べてごめんね
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まっすぐに熟れゆく桃の薄皮を一息で剥ぐ梅雨は明けたり
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鉄塊で切り取られたる青空はエスカレータの速度で流るる
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吹き抜けを昇る男の背に聴こゆジングルベルは祇園囃子に
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青嵐に身じろぎできぬ小鳥かなきみはきみの風を待つなり
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紫に躊躇い刷きしペディキュアを覆う夏場の40デニール
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水蜜糖眠る産毛のつめたさや撫でて秘密を逆立ててみる
/短歌