夕飯がカレーじゃどうしていけないの理由を羅列してみる六時
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短歌のことを語る
短歌のことを語る
にびいろの雨がキリンをゾウさんを掃射し去った跡に佇む
短歌のことを語る
瀬戸物の金魚よ泡を吐いてみよ誰の為にぞ水に抱かれる
短歌のことを語る
土緩む田んぼの案山子つかまえて正論なんかと駄々をこねたい
短歌のことを語る
その船の越えた波の色と数想っているよ届いているよ
短歌のことを語る
本当の価値など我は知りたくもなし水晶胸にころがす朝かな
短歌のことを語る
肉じゃがは冷めてからが美味しいのそれでいじゃないそんなもんじゃない
短歌のことを語る
電動に負けて歩きし坂道や負けず嫌いは花愛づふりして
短歌のことを語る
止まぬ雨わが足止めし一群の花は瑠璃蝶はねをふるわせ
短歌のことを語る
君送る花の万鐘鳴り響けつよくつよくユニゾンで響け
短歌のことを語る
誘いなく訪なうものもなき春に花の筵で待つ猫の居り
短歌のことを語る
潮風は神戸の坂を駈けのぼるわたしの背中を追い越してゆく
短歌のことを語る
窓際の亀と一緒に目を閉じて石となる午後花は散り初む
短歌のことを語る
骨董屋 花の土鈴が鳴るを待つ 花は等しく奴隷なりけり
短歌のことを語る
鴨川に遠近法など捨て払いあなたのことが描ければいいのに
短歌のことを語る
白川のはじまる橋をくぐり抜け水は南を告げて流るる
短歌のことを語る
やがて来る人をひそかに待つ花は闇に弾けるポップコーン
短歌のことを語る
千円のカットを躊躇う寂しさよ寂しいのは財布ではない
短歌のことを語る
染料の匂いふりまきスカートの襞をよろこぶ四月かな
短歌のことを語る
明け空の虚をひたすらに射る強さハクモクレンに倣いたり
/短歌