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俳句のことを語る

板の間に黄葉揺らす古硝子

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手のひらにじゃらりと重し秋扇

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香煙に羽染む秋の蝶々かな

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うろこ雲夕日の鼓動隠しおり

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落蝉や猫に終油の秘蹟乞ふ

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気まぐれに蜻蛉運ぶや昇降機

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毒茸寡婦のごとくに佇めり

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二番子や見上ぐ白髪豊かなり

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草原は色なき風の立方体

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大やつで関八州に秋の風

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真空の墓地残響す蝉時雨

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祖母の手の林檎に潮の香りかな

*少し直しました

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遺されしスカーフの朱秋の声

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祖母の手の塩味の濃き林檎かな

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茶兎になりて寂しき林檎かな

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白兎のやうに塩濃き林檎かな

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髪を切る台風の目の中にいて

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庭隅の形見の茸歪なり

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直し

松茸の名を戴いて飯を食ぶ

や じゃなくて、の

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松茸を酸っぱいと言ふ狐かな