肝心な話に触れてませんでしたが、なんで三好長慶が小笠原氏に肩入れするかというと、承久の乱後に佐々木氏に代わって阿波守護に任命されたのが小笠原氏で、そのため阿波に土着した有力武士には小笠原氏の支流が多く、三好氏も系譜の上では小笠原一族を称していたからです。
南北朝期には北朝方として細川氏が阿波へ入国し、小笠原一族の多くは南朝方として戦ったものの、やがて細川氏の軍門に下ったとされています。
ちなみに小笠原氏の家紋が三階菱ですが、三好氏もそれに因んだ三階菱に釘抜紋を使っていました。
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将軍義輝から「小笠原大膳大夫帰国事」との謙信への御内書が送られたのが、永禄4年3月。
高槻にある本山寺には同年閏三月、小笠原長時が信濃への復帰祈願を依頼した願文が提出され、同じく喜三郎(貞慶、当時は貞虎)からの書状によると「今度下国身上儀に付き、存分の儘候ば、其相応の地に随い寄進申すべく候」とあるそうです。
この流れを読むと、信濃復帰を図った貞慶が将軍の御内書とともに謙信のもとへ下った可能性が高いこと、そして永禄4年8月に謙信が出陣し大激戦となったあの第四次川中島の合戦には、義輝の意向(≒三好長慶の意向)が関わっている可能性が高いわけ…[全文を見る]
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三好長慶に関してWebで見られる論文を探してたら、興味深い内容の論文を見つけました。
村石正行「小笠原長時の外交活動と同名氏族間交流」
http://koara.lib.keio.ac.jp/xoonips/modules/xoonips/download.php/AN00100104-20130400-0039.pdf?file_id=86399
醍醐寺文書にある小笠原長時書状には、武田氏によって領国信濃を追われ在京していた長時が六郎殿(=細川晴元の嫡子)に馬術指南をしていたことが分かるとのこと。
また、長時は義興を通じて筑前守(長慶)の病状について知り得る立場であることから、三好家に深く関わっていたことが窺えるとも。
天野先生も小笠原氏を通じた上杉氏との連携の可能性を指摘されてましたが、この論文でも、将軍義輝から謙信に対して小笠原氏帰国への協力を促す御内書が出された背景には、三好氏の手引きがあったと推測しています。
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http://meitou.info/index.php/義元左文字
ここも結構関係者の動向から来歴がまとめられてるけど、また混乱するような記述が。
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もとは三好政長が所有していたが、天文5年(1536年)7月武田晴信と三条氏の婚姻の時に引き出物として贈られ武田氏に。
大永7年(1527年)2月、桂川原の戦いで細川晴元配下の三好政長は、管領細川高国の要請に応じて出兵していた若狭の武田元光を破っている。この時に味方しないよう信虎に贈ったものともされる。この後、堺公方府が誕生する。
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ところで以前から、刀ブームに便乗して三好宗三(政長)父子の記事を書こうと思ってるんですが、宗三左文字について一番知りたい、三好政長→武田信虎→今川義元と渡った経緯が分からないままなので書けてません。
天文12年に上洛した信虎が政長から贈られた説、天文18年の政長討死後に拾われて弘治~永禄初期に京都に在住していた信虎が入手した説、知ってる限りでは出所が分かっているのはこの二説ですが、どちらも信虎が甲斐を追放された後になるので、Webで広まっている、信虎の娘が義元に輿入れする際に持たせたという話は成り立ちません。
あの話が広がってるのは多分W…[全文を見る]
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そういや昨日の歴史秘話ヒストリア見ました。日本刀ブーム云々っていうか内容ほぼ幕末期の和泉守兼定の話でしたが面白かった。土方と同時代、しかも会津藩士だったとは知らなかった…。
http://www.geocities.jp/ntooma/aizukanesada.html
「刀剣美術」52号からの引用とのことですが、番組の参考文献にも挙げられてました、これ。
番組では明治維新後は刀を作ってなかったかのような話でしたが、これによると新潟に住んでた時期や福島県で土木課に勤務していた時期にも作刀は続けていた模様。
明治25年にも皇太子殿下に自鍛の一刀を献納とありますから、隠居中に突然陸軍に…[全文を見る]
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『武辺咄聞書』の読みやすい翻刻文を載せてるサイトを見つけた
http://www.kikuchi2.com/buhen/buhaki.htm
これの23話に、信長が三好長慶に会いに行ったという話があります。
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信長は夫より河内国高屋の城へ行、奏者を頼被申入は「某儀は織田上総介信 長にて候。尾張の本領を以三好家へ進上可仕候。其代地を五畿内にて可賜候。左候はゝ 譜代の士卒五千余にて三好殿の御先手を可仕」と望給ふ。三好長慶聞て「是は兼て聞伝 へたる勇士也。其所望に応せん」と宣ひしを、松山松謙斎・松永弾正等諌て曰「信長去 年五月桶狭間にて今川義元を打取たる手柄、惣て其行跡を聞…[全文を見る]
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戦国の世に学ぶ「若者の育て方」
https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2015/06/27/213249528
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戦国大名・大友宗麟の家臣として活躍した戸次(べっき)(立花)道雪、高橋(吉弘)紹運(じょううん)、立花宗茂の3人の功績をたどる集いが27日午後2時から、豊後大野市三重町の市中央公民館で開かれる。「3人の生き方を現代社会に反映したい」と願う地元有志が主催する。入場無料。
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もう終わってるけど
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メンバーは道雪らをテーマにした大河ドラマの実現を目指して、その功績や古文書の解読文などをインターネットで紹介したり、紹運が生…[全文を見る]
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石山合戦の挙兵までの流れを中心に書きためていた記事でしたが、天文の錯乱からの流れを足したらほとんど三好の話になってしまったので、結局三好メインでまとめ直しました。なんか篠原長房推しみたいなところもありますが、長房についても改めて書く予定です。
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はてなブログに投稿しました
三好長慶の畿内制覇と本願寺「石山合戦」への道 - k-holyの史跡巡りメモ
http://amago.hatenablog.com/entry/2015/07/08/003155
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あと斎藤龍興が対織田戦略を主導する役回りで出張ってますが、その代わりに三好が「三好三人衆」としてモブっぽいシーンだけで、松永や篠原は名前すら出てなかったような…。
斎藤義龍が一色氏の名跡を継いだり相伴衆に任じられたのは、畿内を掌握していた三好長慶と将軍義輝の和睦による幕府再興が前提で、三好・六角・斎藤 vs 織田・浅井 という構図もその延長線上にあるんですが、信長上洛以前の情勢を初見の読者に分かるようにマンガで描くのは多分ムリでしょうし、バッサリ切り落とすのも仕方ないのかな。
龍興は竹中半兵衛の有名な逸話の引き立て役程度の扱いが多かっ…[全文を見る]
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昨日は漫画喫茶に籠って改めて最初から「センゴク」読んで、3時間で三方ヶ原が終わったところまでいきました。
この作品、ちょうど三方ヶ原辺りからたまに読むようになったんですが、初めの方はかなり恋愛に寄ったストーリー展開だったんですね。
序盤で重要な役割を果たしている山崎新平と鳥居景近ですが、前者は『改撰仙石家譜』に名前だけ出てくる人物のようですが、後者はちゃんと朝倉義景の最期に付き添った側近の一人として名を残しています。


大野の義景墓地に行った時は、マンガに出てる人物だとは気付いてませんでしたが。

左側が鳥居景近の墓です。
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今使ってるカメラは望遠は効くけど長時間露光できないので夜景は全然ダメ…



眉山にはこういうよく分からないモニュメント?もありました。
…[全文を見る]
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「ガーン!」に代わる新しい効果音を考える

お気に入りの「グエーッ」を貼ろうとして、効果音…?って思いとどまりました。
「アフリカ!!」は違うのかよという方もいらっしゃるかもしれませんが、僕の中では効果音だったのです、あれは。

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『阿波からの室町将軍』読み終わりました。義栄に先立たれた義冬が、中風を患い不自由な身体で柩を抱きながら、輿に乗って平島に帰る描写が涙を誘います。
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日ごとに京畿と往来する船の出入りににぎわう古津の港も、念願成就した喜びも束の間にして、柩に入って阿波御所に帰る室町第十四代将軍足利義栄の喪に服して、この日は静穏に霊柩の船を迎えた。
三十余年前に足利義冬が乗る五艘の船を迎えた時の好奇の民衆の目ではなく、阿波御所の留守を守った湯浅兼綱らの老臣、家司たちの目にも、その後ろに控えて迎える近隣の村の大人、肝煎りたちの目にも、無常を憂える…[全文を見る]
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1時間ほど遊んでしまいました。最初のチュートリアルを除けば、今のところ一つの任務は10分もかからず終わる感じ。他プレイヤーとの協力の必要性も少なそうで、たまにちょっと遊ぶ程度でも楽しめそうです。
初期メンバーは木下秀吉☆☆、ねね☆☆、池田恒興☆、前野長康☆。これは固定かな?
あとチュートリアルで1回ガチャ回せたんですが、出てきたのは岡部元信さん☆☆☆でした。いや、嫌いじゃないけど…うちのエースは岡部元信かー。
その後、任務で木下秀長☆☆ゲット、あと溜まったポイント消費して回したら、河尻秀隆さん☆☆が出ました。あと3人くらいいたけど誰だったか忘れた。
序盤には畿内の武将は出てこないみたいですね。

エース岡部元信さん。いい人そうな感じ。
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信長の野望201Xって、どうせPCじゃできないんでしょ…って思いつつ見てみたら、ブラウザ版あんのね…。
http://www.gamecity.ne.jp/201x/characters.html

三好長慶がメガネキャラになっとる!乾杯!

十河一存。十河額ってやつか。

村重!まんじゅう!(笑)なんか目つきがいい人そうなんですが…
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眉山山頂のパゴダ。徳島県ビルマ会によって建設された平和記念塔で、13万余柱の戦没者が祀られているんですって。



テレビ塔とツーショット
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出水康生『阿波からの室町将軍』

持隆と義冬の意思を読み解く一例として参考になるかなーと思って、ちょうど今この小説を読んでます。
長い説明セリフがあまり小説っぽくなかったりしますが、阿波公方の動向については平島の史料に即している感じです。
ただ、義冬はお題目のようにいつかは上洛して将軍に、と唱えさせているものの、義輝や義昭と比べると受動的で執着心を感じられない描き方ですね。
むしろ、持隆が意欲的で男気もある人物に描かれていて、阿波公方を将軍として晴元を追い落とし、自分が京兆家の家督を継いで三好長慶を管領代にとの発言をさせています。
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