希子ちゃんのお弁当バタン、は、好意的に考えるなら、「捨てなくちゃ行けないのに、食べたくなっちゃう」からなのかなあ、と思いました。
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ごちそうさんのことを語る
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め以子は初心者だから、出来ない事は当たり前なんだよね。
それを、生活の為にやっていくしかに訳で。どうするかわからないけど、め以子だって自分の持ち出し分がなくなれば、あ、お金ないんだって気づくしかない訳だし。あんなの、続く訳なくて、まあ、つまり、和枝のやってる事は、別にめ以子の為でも何でもないんだと思うわ…。
意地悪したい気持ちを、いろいろ理屈付けて正論にしてるだけ。
め以子が一番の目的に上げてるのは「幸せな食卓」なわけで、お金をかけるのは、単純に「おいしい」がそれをつくる一番の近道、とわかってるからねえ。もちろん、予算の中で「おい…[全文を見る]
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和枝さんは、いけずで目的のために手段を選ばないし、一筋縄では行かなそうだけど
「お味噌汁の味が変わった事」を即座に認め、その事に関しては(最小限の表現で)褒める、人である訳ですから、その辺りの生きる矜持というか、つまりはプライドの高さに、付け込む隙があると思います。
和枝が、そんなに楽そうには見えないので、他人に対していびるか見下すか以外の関わりかたが出来る方が、和枝にとっても楽そう。だってみんな離れていくじゃん。もしくは、いけずも意地悪も楽しんで出来るようになれば。
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美味しい物を食べる喜びを教えてくれたのはおばあちゃんお父ちゃんお母ちゃんだけど、わからない事がわかって、目の前が開ける事も喜びだって教えてくれたのは、悠太郎さんだったよね。
「もう嫌だ」って泣いてたのに、もう、たぶん、心から「これから楽しみ」って言ってる訳で…そりゃ、悠太郎さん救われるわ。
あと、悠太郎さんも、あそこで方便を使えて「別居しましょうか」って言える事は、強いよね。
いけずされてるお家でオタパワー全開・盲目になって周りを巻き込めるその馬力…
「お姉さんのおつゆの方が美味しい」って、プライドで台所預かってたら悔しい悲しいど…[全文を見る]
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結婚したからには、ある程度問題を共有しなければならない所もあるんですけど、問題を抱えている当人達じゃなきゃ解決できない、と言う事もありますし、別居と言う選択肢もその一つですよね。わたしも、親との関係は悪くないんですけどそれは別居しているから、なので、もし同居する事になったら、と思うと頭が痛いです。
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しかし、「嫁姑問題」と言いはするけれど、本当は、そのほとんどが、母と息子(この場合は、姉と弟)の問題だよねえ…。
夫側にしてみれば、元々問題のない場所に、嫁が現れた事で問題が出てきた、ようにみえるんだろうけど、たいていの場合は見えていなかった問題が顕在化しただけだし、他人が入ってくる事によって当然起こるはずのトラブルにはフォローが必要、ということを見逃してるだけの場合もあるし…。ドラマなんかだと、夫はひたすら「うまくやってくれ…」と、問題を自分のものとは全く思ってない感じで描かれてる事が多い気がするんだけど、実際はどうなのだろう。
その問題は、自分の問題である、と考えはないものなんだろうか。
西門家は、ゆうたろうさんが問題をはっきり認識しているので、そういう意味でも、どうするんだろう、と見てる。
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西門さんは、め以子の、「幸せになる力と幸せにすると決めたらとことんやってくれる」その力を信用してるんだなあ。かわいい奴め、だけじゃなく、頼りにしてるんだろう。本当はこの状況から助けて欲しくてすがってるのは西門さんだし、め以子もそれをわかってるから、闘ってるんだろう。あの手この手を使うし、へこたれそうにはなったりしたけど、幸せな食卓を作るという目的のためと考えれば一貫はしてるもん。
うどん屋で、すぐに「私のうどんだけ違うの?」じゃなくて「みんなと違うのは私の舌」ってなるとこが料理屋の娘だなあと思いました。
出された料理と、それを美…[全文を見る]
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「骨?姉ちゃんが扱うのかい?」といったお肉屋さんが、和田正人なのかしら?(ちゃんと見てなかった)あそこ、なんか良かったな。なんか、嬉しそうで。
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嫁姑問題、ととらえた時に、あそこで起こる事の問題を「め以子も悪い」「素直じゃない」という事は出来る。
め以子に「うまくいかない原因」を探す事は、彼女の年齢や育ちを含めて可能だが、それはただ、それが出来る、というだけで、べつにだからどうという事でもないのだ、と思う。どうするのかわからないけれど、あの場合、明らかに意地悪しているのは姑側なんだから、姑側の問題だよねー。その問題を解くために、嫁側が素直に頭下げて、かわいがられる、というのもテクニックの一つだけども…そんなの、つまんなーい。
おかしいと思う事はおかしいと思う。それはそれで…[全文を見る]
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どんないじめっ子にも、事情も気持ちもある物で、それによる行為は全く別の話、なので、和枝の行為はえげつないなー、としか思いませんでした。
で、西門さんは?と思う15分。嫁入り初日を見逃した罰でしょうか。
でもまあ、め以子はめ以子のやり方でやっていくんだろうな、と思いました。マギーや、市場の人とは、仲良くなりそうだもん。
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めいこが甘いという言葉をみかけるたびに、毎朝かまどでご飯たいてお握り握る子の生活が、甘い…かしら、と思っています。
今日描かれた主婦の生活がデフォルトであるなら、そりゃお母ちゃんがめ以子に仕込む時間なんてなかったろうな。
それはこないだおかあちゃんが言ってた通りで、とはいえお母ちゃんはめ以子に馬力を信じてるから、切羽詰まってなかったんだろうな。
め以子自身もお母ちゃんが忙しいことを感じてるわけで。
確かにめ以子は、いろんな人に助けられてるけど、それってめ以子が、基本的に周りに優しいからだよね。
そういうところが、「主人公補正」に見えないよう描かれてので、いいなーと思ってます。
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高瀬さん、穏やかな微笑み…。
イク役の財前さんが、インタビューで「お父ちゃんは最終的にめ以子の気持ちと幸せを一番に考えてる、と言う事を信じているので、イクはあまり何も言わないんだと思います」みたいなことを言ってて、私も、そこに筋が通ってるのがいいな、と思いました。
ここで出会ったムロイさんと民ちゃんor桜子が、恋仲になっても構わなくってよ。
お〜も〜し〜ろ〜い〜な〜
「笑い」という観点で言うなら、かなり好みです。きちんと組まれたバランスの中の、一つをふっと抜いてコメディに仕立てる、と言うようなやり方は、前回あまちゃんの手法(あっちは畳み掛けるようなやり方だったので)とは違ってて、個人的には、この手法が好きなので。
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西門さんが、見合い先のお姑さん問題を気にしていたのは、自分自身の家の事を考えて、の事なのね。
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お父ちゃんが、怒っていた内容が「め以子の気持ちに気がついていたなら、なんで言わなかった、お見合いやめることもできたのに」って言うのが良かった。
親バカなお父ちゃん、社長さんへの義理もあるだろうけど、一番は、め以子の気持ち、なんだよね。気がついてなかっただけで。
桜子が後悔している顔をしてるのも良かった。桜子も気がついているんだよね。め以子に怒鳴ったのは、自分自身の問題でもあることを。
その上で「私の友達を泣かせるなんて許さない」と怒る女友達がいて、よかった。ふられると、自分自身を否定された気持ちになるじゃん。
まあ、ある意味否定…[全文を見る]
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あ。そうそう。私も、あのシーンで「遊びを〜せんとや〜」って思わず歌った。(本当に)
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まるやの次男坊が素敵過ぎて辛い…。顔もちょっと西門さんににてるし。
め以子との相性も良さそうだし。
西門さんと出会ってなければ普通に結婚して、老舗料亭に嫁いだ洋食屋の娘が、老舗料亭を建て直すとかで一本朝ドラができそう…。
め以子がいなくなった後、イクがきっちり土下座って言うのも、良かった。あそこはちゃんとかいてほしかった。逃げられた人たちにも人生があって、そこにいる人たちの辛さがあるから。
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民ちゃんの西門さんへの気持ちが、まあ、そんなに真剣じゃないだろう、と言うのも含めて、ああやってすーっと引けた理由、は今日語られてて、目の前でめ以子を見てたから、だと思う。優しい民ちゃんは、め以子とライバルになったら悩むだろうし「逃げない」とも思うのだ。
お弁当に蓋をしてお箸を置く、あのシーンの意味を考えてるんだけど、話が長くなるかも、ということでもあり、桜子だけじゃなくて民ちゃんも「本気で話すよ」ってことかなあ。いずれにせよ、あのシーンがテクニック、間としてはいるの、かっこいーなー
西門さんは、自分の気持ちに付いて考えている、という状況かな。はっきりと回答が出ない事を、考察中かしら。
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しかし、「お見合いをするけど本当は思いを寄せている人が別にいる」というシチュエーションでいつも私が思うのはお見合いをする相手、について、である。
この時代、自由恋愛は少なく、とはいえ恋心だけまるでない、ということは有り得ないから、死ぬの生きるのまるでロミオとジュリエット、といった恋愛でなくとも、好き合った男女が引き裂かれる、ような事はあっただろうと思われる訳で、だからこそ、例えばドラマ的に「当て馬」役となる人にも、なんらかの幸せが訪れる事を、私は密かに願っている。
シチュエーションとしては、若い頃は好きな人がいたけれど、お見合い相手と長い年月をかけて夫婦になる、というのだってとっても素敵な事だ。
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西門さんって、嘘のつけない人なんだなあ、と思います。言わないことはあっても、嘘はつかない。言っちゃいけないこと、それを言ったらおしまいよ、という事は口にしても、自身の気持ちや事実に関して率直。誠実な人だなあ、と思う。誠実な人が、優しいとは限らないけれども。
「女の人は嫁ぎ先で人生が決まる」という言葉は、西門が見てきた人生からくるものなのか、自身の家が、「嫁ぎ先としてよくない」という意味なのか、あるいはそのどちらもなのか。
昨日ここに、書いたか書いてないか忘れちゃったけど、ミツオさん、はアキコさんの許嫁かなにか…なのかなあ、と思っ…[全文を見る]
ごちそうさんのことを語る
民ちゃんの西門さんへの恋心問題、は、どちらかというと「自由恋愛への憧れ」からの「西門さん素敵じゃない?」と言う事なのかなあ、と思っております。
「女学生の間にお嫁入りする事は名誉な事」という時代。花嫁修業もばっちりしてそうな民ちゃんは、堅実に、そして現実的に結婚について考えていそうだな、と。とはいえ、進歩的な桜子、あまり枠にはまってないめ以子とも付き合える訳ですから、「自由恋愛」への憧れもありそう。
男性と出会う機会も少ないでしょうし、自由恋愛をする数少ないチャンスとして、ちょっとでもいいな、とおもった男性に、積極的に行動しただけで、気持ち的には、思い詰めるような物でもなかったんだろうな、と、するっと納得させられてしまったのであります。
なにがいいたかいというと、私の大好きな女学生パートがもうすぐ終わりそうで哀しい、です。
/ごちそうさん