彼は年齢詐称していますか?
興味深いww
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くたびれ はてこのことを語る
くたびれ はてこのことを語る
兄はわたしには電話もメールも至って真面目なものしかよこさないんだけれど、妹には
「おばあちゃまよ(裏声)」
とか
「あーちゃんです☆」
とか毎回おかしなことを言ってくるらしい。
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わたしたちは親の離婚やわたしの家出で、早いうちにばらばらに暮らすことになった。
それでときどき手紙をやりとりした。
わたしが精神的に行き詰っていたとき、自分の中に得体のしれないちいさな子どもがいるように思えたことがあった。
精神科に通ったり、生い立ちに関する本を読んだりしながらかなり悩んだ。
そのとき母から少し話を聞いた妹が、走り書きの手紙をくれた。
「お姉ちゃんの中の子どもはきっと小さいときのお姉ちゃんなんだと思う。
でも小さいときのお姉ちゃんのそばには、ちいさいときの長男お兄ちゃまと、次男兄ちゃんと、わたしもいるんだよ
忘れないでね」
と書いてあった。
子供の頃は切実に一人っ子に憧れたこともあったけど、大人になると兄弟がいてよかったと思う。
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これまでで一番もちおすごいと思ったのは、
高校で3年間バイトし続け、その大半を母親に貯金してもらっておいて、
卒業間近にだいぶたまっただろう、百万単位でと思って母親に聞いたら、
「ご飯食べたやろ!」
とわけの分からない返事をされ、
「ああ、全部使い込まれたんだ」
と気づいたときに、
「『俺の労働は家族の生活を支える貴重な生活費になったんだ』と思った」
と言ったことです。
すごいっていうか、もしかするとちょっとやばいという気もするけど、えらいよね。色んな意味で。
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「兄くんのあとに産まれた女の子は、次男を風呂に入れている間つかまり立ちさせたらよく溺れていた」
という話も60回ぐらいは聞いた。
「ブクブクブクって音がするからあれ? って思うと、溺れてるのよねーw」
それはかわいそうなことをした話じゃないのか。
「あと掘り炬燵で麻雀やってたら、いなくなっちゃって。しばらくしたら麻雀してたお友達の一人が
『なんかぐにゃっとしたものを踏んだ』
って言いだして、炬燵の中を見たらはてこが落ちてたのよww」
やばいじゃん、それ。一酸化炭素中毒で声も出さずにぐったりしてたんだろ。
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「兄くんは最初の子どもだったから、子どもをどう扱っていいかわからなかった」
「だからそばに来たり触られたりすると嫌だったの」
「小学校に入ったばかりのころ、はてこたちをお風呂に入れていたら兄くんがきて、
『ぼくも入っていい?』
って言ったんだけど、もうお兄ちゃんでしょ、って言って、入れなかったのよ」
「まだ6歳だったのに。妹子が6歳のときとはぜんぜん違ったの」
「弟太が生まれて、はじめて子どもを自然にかわいいと思えたわ」
「かわいそうなことをした」
という話を、母は少なくとも40回ぐらいしてきた。
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兄は幼い頃から、周囲も心配するほどわたしを目の敵にしていた。
外で会えば無視したし、家に帰れば弟妹と結託して銀玉銃で撃ってきたり、ことごとく攻撃してきた。
でも誕生日にはいつも本とカードとすてきな小物をくれて、旅行に行くとお土産にアクセサリーをくれた。
「兄くんは、前世はてこにふられたの。それで恨んでいるのよ」
と霊能者の祖母は言った。
家が荒れていた間、両親の間に割って入ったのはわたしで、兄はいるのにいないような感じだった。
兄は母が出て行ったあと、棒杭を庭に立てて、毎日それを殴ったり蹴ったりしていた。
夜になると自分の部屋の壁…[全文を見る]
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妹が一時期度を超えてあれこれわたしに要求してきたことがあった。
たまりかねてついに
「あのね、わたしは妹子のお父さんでも旦那さんでも彼氏でもないの」
「ほかの人にそんなことを言ったらどうなるか、考えてごらん」
と言ったことがあった。妹子は少しもひるまず、
「だってお姉ちゃんでしょう?!」
と言い放った。
「じゃあ妹子も継妹子のお姉ちゃんだけど、継妹子にそれだけしてあげるの?」
「継妹子は違うじゃない!」
いつまでも末っ子気分でいる妹子であった。
ちなみに妹子は姉が結婚してから、姉とぶつかると
「もういい、もっちゃんにかわって」「もっちゃんにどう思うか聞いてみたらいいよ!」
と義兄に頼るようになったのであった。
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もちおは長男。長男だから偉いと思っている。
家では黙っておやつを独り占めしたり、弟妹に説教したりしていた。
長男がどのくらい偉いかというと親の次に偉い。
だから長男は、弟妹の面倒を親代わりに見なければならないと思っていた。
母の出産里帰りに際しては小学校に上がる前から日中一人暮らしもする。
小学校の帰りに幼稚園の送り迎えにも行く。
社会に出たら働いて、弟妹の学費と生活費を捻出する。
弟が結婚したら家計に不釣合なお祝いをし、子どもが生まれたらさらに出血大サービスのお祝いを送る。
上京してくれば食事の会計を持つのはお兄ちゃんだから当然だ…[全文を見る]
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姑が得意になれること、何かわたしがずぶの素人で、姑が明るい分野はないかと考えた。
姑はハンドメイドが大好きで、赤字出しまくりでデザイン・フェスタに出品したりネットショップを開いたりしている。
そうだ、ミシンだ。
ミシンの上糸と下糸の調子がどうしてもうまくいかないと話したとき、姑はむしろ謙虚だった。
姑はちょっと照れながら恥ずかしげにミシンの扱い方を説明した。
そしてあっという間に糸調子を整えてくれた。嫁は感激した。実際とても助かった。
以来関係がこじれるとミシンの話をするようにしている。
遊びに来て下さいというと警戒して渋るけれど、ミシンの調子を見に来てほしいと言うと来る。
姑は必要とされたいんだろうな。
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結婚当初、姑は一言ものを言うたびどうでもいいところで張りあってきた。
わたしにとってこんなに頭にくる人間はこの人の息子ぐらいだと思った。
二度と張り合う気が起きないくらい完膚無きまでに叩きのめしてやろうかと思った。
でもそれやると、姑はしょんぼりする。打ち拉がれる。
あるいは必死になって首を傾げるような自慢をはじめる。
姑はもともとあまりかわいがられずに育った人で、認めて欲しくてたまらない子どもみたいだ。
姑の実家に顔を出したとき、姑は別人のように無口になってうつむいているばかりだった。
もちおの祖父母は姑に無関心で、そこにいな…[全文を見る]
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結婚当初、「この人なんでこういちいち張りあってくるんだ」と思ったけれど、姑は女の一生ポイント換算方式によって、嫁よりずっとずっと高得点を取得していると主張したいのだと思う。
誰に主張したいかというと、もしかしたら息子に主張したいのかもしれない。
もちおから生まれて初めて好きな人が出来たと聞いた姑は最初のうち息子の恋話を喜んで話を聞いていた。
けれどもやがて結婚したいと息子が言い出したとき、姑の第一声は
「あたしと15しか違わんのに!」
だった。そんな女、あたしよりちょっと若いだけじゃない!
姑は義弟が結婚したときはわたしにもずいぶんぶつぶつ言っていた。
こういうのってお腹を痛めた子だからとも限らない。
継母は弟の嫁を陰湿に遠まわしに助言という形でいびりまくって追い出したのであった。
みんな自分の配偶者を独り占めしなよー。
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義弟は転職に際して数ヶ月無職だった時期があった。
義弟夫婦は共働きで、奥さんは妊娠中でもあり、日中義弟は子どもの面倒と家事をやっていた。
義弟の次の仕事の条件がいいといいですね、と話したとき、姑はフルタイムで働いている奥さんのことを
「いまも育児を手伝ってもらってる状態だからねえ」
と、さも困った風に言っていた。
「え、いいじゃないですか」
「まあねえ、いまは育メンとか言うからいいんかもしれないけど」
「いや、だって義弟くんの子じゃないですか」
姑は得意げにふっと笑って、
「でもね、あたしは一人で4人育てたんよ?」
とドヤ声で言い放っ…[全文を見る]
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年子の弟はわたしのことを、両親と兄にならって「はてこ」と呼び捨てにしていた。
4歳のわたしはそれが気に食わなかった。弟のくせに!!
そこである日「おねえちゃまって呼ばないと、もう返事しない」と宣言して数日それで通した。
晴れておねえちゃまと呼ばれるようになった。
弟が二十歳を過ぎたある日、東京に遊びに来て置き手紙をしていった。
「ちいさいころ、はてこと呼んでいたらおねえちゃまと呼べといわれた。
でもいまはおねえちゃまは照れくさいのでアネキと呼ばせてください」
と書いてあった。
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こういう人の奥さんになる人って、
大人しくてはにかみ屋で小柄で年下でかわいいタイプだろうなと思ってたYO!
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もちおの中には社会がどうかわろうと周りの人間に何を言われようと、これは絶対ということがいくつもある。
その中には夫は妻を終生愛し養うものというのがある。
だからもちおは誰と結婚しようとその人を囲い込んでだいじだいじにしただろうなと思う。
(大事にされるのはもちおの性格で、自分の個性によるのではないだろうとよく思う)
もちおを知ったのは某レンタル日記だったんだけど、最初に読んだとき
「この人の彼女になる人はしあわせだなあ、大事にするだろうな」
と思った。彼が自分の人生にかかわるとは微塵も思っていなかった。
「ゲゲゲの女房」を読んで…[全文を見る]
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もちおの偉いところは、こういう見方が感情的なもので理にかなったものではないという自覚があること。
「長男だから男だから偉いわけじゃないのは百も承知だけど、そのささやかなプライドを尊重してほしいという気持ちをわかっていただけたら幸いです」「人前でカッコつけたがるなんて器の小さい人間がやることだということは重々承知しているのですが、その器の小ささを大目にみていただけたらとてもありがたく存じます」
と思っていること。
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地図を読むこと、機械の操作、車の運転、主な収入を稼ぐこと、
こういうことは得手不得手によらず男の仕事だと思っている。
男の仕事だから口を出されると沽券にかかわると思っている。
もちおが男の仕事だと思っているジャンルで意見が合わないと揉める。
結婚当初、パソコン関係のトラブルが起きるとISP系のサポセンにいたわたしとプログラマーのもちおでトラブル対処のアプローチ方法が合わなくて、それはそれは激しい喧嘩をしたものであった。
一方家事や裁縫、家計の管理は女の仕事だと思っている節があり、
それをやるのは妻を愛する夫として当然のサービスだと…[全文を見る]
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わたしは週中早寝早起きして睡眠時間と食事の時間を確保してほしい。
深夜に眠って朝起きると午後持たない。そして午後眠ると夜眠るのが難しい。
週末もあまり夜更かししないで10時くらいには起きて、食事はとってほしい。体も動かしてほしい。
そういうことを、妻へのサービスとしてじゃなく、自分の人生にとって必要だと自覚してほしい。
だからご飯食べてないとか言い出すとおまえいい加減飯食わなきゃって思えよと思う。
「このひとあたしがいなきゃだめなの。ご飯も食べないんだから」
というのは九州女房の惚気だけれど、とても共感できない。そんな面倒負いきれない。
わたしは仕事もしたいし友だちもほしい。
二人きりで過ごし続けていたら、どちらかが死んだ後一気に孤立するじゃん。
わたしがいなくても食事は支度して、睡眠もとって、一人でやっていけるようになってほしい。
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「おまえは家でまいにちハイクばっかやって、俺は休日そっちの話に付き合ったり家事やったり不公平だ!」
と怒っていたけれど、もちおはわたしがまいにち家で本ばっかり読んでいたり、ブログばっかり更新していたり、絵ばっかり描いていたりするのはむしろ大歓迎。むしろまいにち家で小説ばっかり書いていてほしいと思っている。
週中は家で一人で待っていてほしいし、週末は二人きりで過ごしたい。
出来れば自分は図書館の本をたっぷり読んで、趣味のプログラム作成なんかをやりたい。
妻はときどきお茶を入れたりしながら黙って微笑んでそばにいてほしい。
妻つまんない。
/くたびれ はてこ