「そう言う目に遭ったことがないから、わたしにははてこの気持ち、わからない」
と言われて突き放された気持ちがしたこともあったし、誠実に真摯に考えてくれていることがよくわかって、泣けるほどうれしかったこともあった。
「さようでございますか」
で、お客様が大いに溜飲を下げることもあれば、大クレームに発展することもある。
文脈や状況抜きにしてある言葉が適切かどうか判断するのは難しい。
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くたびれ はてこのことを語る
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「こういうときはこう言っておけば間違いない」という言葉なんかない。
「これを言ったらこういう問題が起きる可能性がある」という言葉は果てしなくある。
そこでリスクマネジメントですよ。虎穴に入らずば虎子を得ないんですよ。
「うつ病の人にがんばれと言ってはいけない」とかね、その背後にある意味を考えないと、「結婚式で切れると言ってはいけない」「受験生に落ちると言ってはいけない」みたいな、ただのジンクスか馬鹿の一つ覚えなんですよ。うつ病真っ盛りにがんばれと言われてぐっとくるシチュエーションが一個もないと思ったら大間違いなんですよ。
何を言うか、どう言うかより、そのときの自分の気持ちに注意した方がいいんですよ。
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意味が通じて立派で短くて深い言葉なんてゲーテに言わせておけばいいんだよ。
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人に近づくのは一種の賭けだ。慰めたい、力になりたいと真剣に誠実に思っていても、大事な人を傷つけてしまうこともある。当人同士は気持ちが通じ合っても、周囲からそんな近づき方はダメだと非難されることもある。
でも、それが長じて「触らぬ神に祟りなし」になることは嫌なの、とても。
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凹んでるときに、当時仲のよかった口下手の同僚が長い手紙をくれたことがあった。
「死にたくなるということは、傲慢さの表れです」という意味のことが一貫した上から目線で書かれていた。てにをはがややおかしく、論理的に破綻しているところもあった。でも、その汚い字から、文章を書くのが大の苦手、言葉をかけるもの苦手な彼女の、わたしに対する温かい気持ちがふしぎと伝わってきた。
あとで聞いたら、彼女自身が凹んでいるとき他の人から落ち込むなんて傲慢だと言われたことがあって、凹んでいるわたしに何をしてあげたらいいかわからず、でも何もしないでいてはダメだと思って、そのとき言われたことをそのまま書いたのだそう。
直筆マジックのパワーもあったのか、とんちんかんな文章に思わず笑いながらぐっと泣けた。たいせつなのは言葉を選ぶことじゃなく、心がこもっていることだと思った。
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息をするように嘘をつく大法螺吹きを二人知ってる。
話が壮大すぎて嘘だと気付くと面白くなり、同時に信頼残高0。
でも、聞くとその場は真に受けちゃうんだよね。
あるときとつぜん話のつじつまがあってないことに気付くんだけど。
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明日からわたしともちのんしゅーの携帯を取り替えようか、という提案が出ている。
もちのすけの携帯カメラは高性能だけど、今日iphone見せてもらっていいなあと思った。
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もちのすけがおともだちに貸していただいた「ママはテンパリスト」読んでさっきから爆笑中。
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こういう話を聞くと、性教育において真っ先に教えるべきことは、
堕胎のリスクの大きさなんじゃないかと思います。
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そういうことがいえなかったしわからなかったのは、ほかに居場所がなく、信頼できる大人がそばにいなかったからなんだけど。
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「あなたがすきよ。一緒にいて楽しいわ。またどこかに連れて行ってね。遊びに行きましょう。あたたもわたしと一緒にいて楽しければ」「キスはしないわ。セックスなんてまさか、いまは考えられない。でもときどき手を握るのはよくってよ」
くらいの態度で接していればよかった。四半世紀も生きていない子たちには。
年上が大人に見えたあのころ。
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「モテたい」って「やらせてあげるって女の子に言われたい」ってことなのか。
好かれても肉体関係に到らないと不満なのか。
と、恋愛について私がおもう二、三の事柄を読んで思った。
セックスするかどうかは恋愛感情や愛情の強さじゃなく、お互いの倫理観や道徳観や、子どもを持てるかどうかとか、そのときの状況によると思うんだけど。
セックスに応じるから愛されているともいえないし、応じないから愛してないともいえない。
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恋愛感情があるということは、とうぜん性関係を望んでいるはずだって思われるのか。
それで「本当にすきなのか? だったらなぜやらせてくれないんだ」という話になるんだな。
愛情を疑う方も、疑われる方も、どっちも不幸じゃん。
強いて、出来ないならどこかおかしいとまで思ってまでセックスしなきゃならないのは跡継ぎを作らなきゃいけない夫婦なんじゃないのか。交際に先の見えない肉体関係に入ることがセットなんだったら、そりゃ彼氏彼女作るの臆病になるわと思う。肉体関係持つことが結婚とセットだった時代はもう少し慎重だったんじゃないかな。「恋愛と結婚は別」と考えることは出来ても、セックスと妊娠は別にできないのに。
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この人たちは全員二十代の社会人だった。大学を出て、専門学校を出て、働いていた人たち。世の中のことを自分よりよく知っている大人だと思っていた。
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恋愛関係に肉体関係がセットなのだったら、恋愛関係に入るとき、女性は妊娠・出産・堕胎まで事前に視野に入れて恋に落ちないといけない。そういう相手としてどうかを考えるためのデートでありお付き合いなんだと思うけど。
恋愛感情を高めるため、愛情を深めるために、命懸けなくちゃじゃん。
ゴムが破れて妊娠させて逃げちゃった人を間接的に知ってる。
堕胎手術がうまくいかなくて、不正出血をいつまでも抱えて仕事をやめた女の子を知ってる。
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・育てられないので堕胎してもらうと思う。でもそれで別れたりはしない
この人はそっと手をとりながら愛してるよ、という調子で言ったのだった。
「もしもきみを妊娠させて堕胎させても君を嫌いになったりしないよ」。
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もしもわたしと関係を持ってわたしが妊娠したらどうする?
・妊娠についてとても考えられない。考えたくない。(しつこく食い下がったところ)一人で産婦人科に行ってもらって妊娠が確定したらそのとき考える。でもセックスはしたい
・堕胎してもらう。でもセックスはしてみたい
・育てられないので堕胎してもらうと思う。でもそれで別れたりはしない
・喜んで結婚する。むしろそんな風になれたらと思ってるからセックスしたい
十代のとき身近な男性に聞いてみたらこういう答えだった。
妊娠出産を視野に入れてセックスを考えている人は一人だけだった。
それまでやさしい人たちだと思っていた。呆然とした。
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どういう避妊方法をとっていても、セックスするって妊娠する可能性があることだから、自分は子どもを持つ気があるかどうかといつも考える。堕胎するにしてもそれだけの費用と体力と堕胎に伴う危険を考えないといけない。だからわたしは気軽に考えられなかった。恋愛関係にある間はなんでも越えられる気になるのはわかるけど、恋はちょっとしたことで消えてしまうこともあるから。
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「消毒さんはどうしてはてこと遊んでくれないのかな」と言ったらもちのすけが「俺がそういう呪いをかけた」とドヤ顔で言った。
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3のテーマは時とともに居場所や生き方を変えざるを得なくなるとき、そこでどう生きるかということだと思った。途中まで玩具の生涯という観点で見ていたんだけど、ラスト付近でアンディの母ちゃんがアンディが大学へ行ってしまうことでめそっとするシーンを見て、これは玩具に限った話ではないと思った。
愛する人にとっての自分の役割を変えざるを得ないことは人生につきものだ。卒業していく生徒にとっての教師、子どもにとっての親、退職した会社にとっての元社員、成長した子どもにとっての玩具。隠居した老人のその後を描いたカール爺さんと関係するテーマだった。
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/くたびれ はてこ