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くたびれ はてこのことを語る

あんまりだいじすぎて、おかしなこと書かれたら耐えられないと思って読むのが怖かった消毒さんのToystory3を読んだら、ちゃんとしたこと書いてあってほっとした。
いつか消毒さんとToystoryの話をしてみたい。

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交通法規と刑法をごっちゃにしている人を見た。

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くたびれ はてこのことを語る

性暴力からの自衛手段というのはあるとわたしは思う。
そういう兆候を読むこと、人を見ることを学んでずいぶん助けられた。
もっと早く知っていたらと思うこともある。そういうことは人にも伝えていきたい。
でもそれは、自分が被害者として性犯罪の片棒を担がないためではない。
強姦被害者にも犯罪の責任の一端があるという人は、強姦を姦淫と混同しているんじゃないか。性関係自体を罪だと思っているんじゃないのか。

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そもそも「それは強姦せざるを得ない」といえるような状況ってあるのか。
美しさは罪とかパタリロの読みすぎなんじゃないのか。

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「人が欲しくなるようなものを学校に持ってきてる方も悪い」
っていう理屈を本気で真に受けて大人になった人なのかも。

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信頼できない人と逃げ場のない状況で一緒にいたくないけど、それは自分がいやだからであって、何か起きたときのための責任を取ろうとしてるわけじゃないな。

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消してアップしなおしてるのは星を消すためですかねー。

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消毒さんがオフしてくれるならデタラメくらいいくらでも言うわ。
でも殴られるオフなのか。

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要約:はてこは青春時代にもっとデートとかしてみたかったよ!

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建前としてセックスは愛の証明っていう文化の中では、女の子に限らず、すきだけど性関係は望まないということをすんなり受け入れてもらうのが難しいんだな。PTSDになってる、トラウマになってる、愛の力で治してあげなくちゃ! と意気込む人も少なくないしね。むしろ恋愛関係にない相手にさえ、そんなことを望む人が大勢いるもんね。

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だけどその男の子が愛しい彼だったりすると、女の子はバカなガキ扱いできなくて困っちゃうわよね。それで生理痛も経血も見たことのない、妊娠・出産はどこか違う世界のおばさんがするものだと思ってる男の子相手に、自分の人生を危険にさらしてしまったりするのよね。こんなに自分をすきな男の子が、自分の生涯や命を危うくすることを軽はずみに望むわけなんかないと思ってしまったりするのよね。ああ、よくわかるわ。

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どちらかというと、イヤらしい性欲の発露と快感を望む利己的な気持ちでセックスしたいというところからスタートして、いやいやそれじゃいかんなと人の尊厳と自分の誇りで自己を制御するところまで、だんだん大人になっていくものなんじゃないかしら、大半の男の子って? だからしばらく肘鉄くらい続けたほうがいいのよね。

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悪意のない被害者落ち度論を読んで、そんな風に思った。
 
レイプ被害の何割かは「性関係を持って当然」と思われている間柄で起こるだろう。
ほかの何割かは「異性として好意を持っている・親密になることに同意していると暗に示していると思われて当然」と思われる関係で起こるだろう。
双方に好意があれば性関係が成立するのは当然という前提。
 
「他者・異性に好感をもつとは最終的に性関係を望むことだ」という極論が元になってる。だから「好意を持っていたかどうか・持っていると思われたかどうか」を議論する。
 
でも「美味しいものを作る、美味しそうに見せる…[全文を見る]

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この縛りはデートレイプの温床になっているだろうなあと思う。

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交際することが、小さな結婚契約みたいだ。
 
複数の相手とデートを繰り返して相手を知って選ぶんじゃなく、よく知らない相手と契約するところから交際が始まって、それ以前にはデートをしたり親密に手紙や電話を交し合ったりできない。
契約には「彼氏たるもの」「彼女たるもの」「愛しているなら」という縛りがたくさんある。そこに性関係に合意する、というのがある。先延ばしするのはいいけれど、交際しながら性関係に合意しないのは不自然だ、というもの。これってもともと結婚関係におけるものだ。
 
日本の男女交際はよく知らない相手といきなりペアになるというお見合いの流れを汲むものだと思う。その相手を自分で選ぶようになっただけで。「今度のプロムには僕と行ってくれる?」という世界とは大幅にかけ離れている。

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その後、リアルに十代、二十代で結婚前にセックスをする・した世代の漫画になって、そのぎこちなさや卑猥さ、浅はかさ、過激さが描かれるようになる。その段になってはじめて「漫画の描写が過激だ」って騒がれた。だけど子どもが性関係を持つというのは過激で危険なことなんだから、望ましいかどうかは別として、ある意味でこっちの漫画の方が現実をよく反映してる。
 
セックスはもはや生涯ただ一人の相手との契りじゃない。そういうのは”重い”と思われるし、そんな風に考えているキャラクターが出てきたら、「頭がおかしい」キャラ扱いだろう。
 
妊娠や性病や精神的な…[全文を見る]

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でもさあ。
 
童貞処女の十代が美しく抱き合って、踊っているかのようにポーズを取り合って、汗と涙をきらきら流して朝チュンていうあの描写は現実をまったく反映してない。作者と出版社は読者が望む世界を描いただけなのに、性関係は若い恋人同士の間にもあって然るべきっていう風潮だけは確実に根付いた。

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もう少しあとの、90年代の少年漫画(サンデーなど)ではセックスは「恋人同士が固く結びつくために必要不可欠なこと、真剣な交際をしているふたりならリスクを恐れず勇気を出して挑戦する」「セックスしないのは古い価値観に囚われている人、打算的な結婚を考えている人、純粋な恋愛をしていない人」っていう考え方がベースになっていると感じた。
 
セックスしたいという気持ちは性欲の発露というイヤらしいものではなく、恋する二人が生涯ただ一人の相手と真剣に契りを交わしたいことの表れ、という扱い。

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小泉今日子のデビュー当時の歌って性関係をほのめかす歌がとても多い。
”半分少女”とか”艶姿ナミダ娘”とか”素敵なラブリーボーイ”とか。
意中の男の子の性欲は好ましいもの、暗黙のうちに性関係に合意している女の子の気持ちに気付いて、的な。
 
あれより前の、山口百恵時代に書かれた少女漫画では、家族や社会に認められない交際をしているふたりが「ふたりだけで結婚式を挙げよう」って言い出す話がちょいちょいあった。ふたりだけの結婚式っていうのはちょっとした儀式を自分たちでやって、そのあとセックスに及ぶというもの。初夜といえばセックス、そのためには結婚式が必要だ、という流れだったといま思う。
 

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くたびれ はてこのことを語る

「ちょっとやめてください」
「え、持ち帰り自由なんでしょう?」
「違います、これは売り物じゃありません」
「貸してくださいよ、いいじゃないですか」
「ダメです、イヤです」
「偉そうに、何様だよ。いいからよこせよ」
「ドロボー! ドロボー!」
「うるさい黙れケチケチするな」
 
このくらいの勢い。この人、勘違いしてるんじゃないよね。盗る気まんまんだよね。