東京 赤坂 女性刺傷事件 容疑者の自衛官 事件前後2度着替えか
今月16日、東京 港区赤坂のビルで40代の女性が腹部などを刃物で刺されて大けがをした事件で、殺人未遂の疑いで逮捕された43歳の自衛官が事件の前後に2度にわたって服を着替えた可能性があることが、捜査関係者への取材で分かりました。警視庁は、証拠が残らないようさまざまな準備をしていた疑いがあるとみて調べています。
大分 大規模火災 熱源の温度低下も 鎮火の見通し立たず
大分市で発生した大規模な火災の現場では、住宅街がある半島部分で100度を超えていた熱源の温度が、22日、高いところでも70度程度に下がっていることが確認されました。ただ、鎮火の見通しは立っておらず、消防は23日も地上と上空から消火活動を続けることにしています。
G20 米ロ不在で首脳宣言採択 実効性確保なるか
南アフリカで22日に開幕したG20=主要20か国の首脳会議で、紛争の平和的解決のほか、他国への武力行使に反対することなどを盛り込んだ首脳宣言が採択されました。アメリカのトランプ大統領やロシアのプーチン大統領も欠席する中、どう実効性を確保していくのかが問われることになりそうです。
COP30閉幕 合意文書に化石燃料脱却への工程表作成は含まず
気候変動への対策を話し合う国連の会議、「COP30」は、22日、気候変動に適応するための途上国向けの資金目標などを盛り込んだ合意文書を採択し、閉幕しました。一方、調整が難航してきた、化石燃料からの脱却に向けた工程表を作成するという内容は盛り込まれませんでした。
環境教育の世論調査 約4割“環境保全は経済発展につながる”
内閣府が初めて行った環境教育に関する世論調査の速報値で「環境保全の取り組みを進めることは経済発展につながる」と答えた人が、およそ4割となりました。
奈良 川上村 村道ののり面が崩れおよそ30世帯が孤立
22日、奈良県川上村で、村道ののり面がおよそ25メートルにわたって崩れているのが見つかりました。警察によりますと山あいの地区のおよそ30世帯が孤立していて、村が土砂などの撤去作業を検討することにしています。
最適な治療につなげる「ゲノム医療」推進へ 国の基本計画公表
患者の遺伝情報を調べて最適な治療につなげる「ゲノム医療」を推進するための国の基本計画が公表されました。がん医療の分野では、患者に最適な薬がわかっても国内で使えないなど課題があり、必要性の高い薬を使えるよう今年度中に企業に開発を要請するとしています。