シャープ第3四半期決算は減収増益、通期最終利益は現時点で非公表も「3年ぶりに最終黒字達成見込み」。法人向けPCやTV、スマホなど好調。
東北大学は、「ノンコリニア反強磁性体」に特有の性質を利用した、記憶と演算の機能を併せ持つ新たなスピントロニクス素子を開発したと発表した。
国立天文台など6者は、アルマ望遠鏡を用いて若い星「HD 142527」の周囲の原始惑星系円盤を波長3mmで観測し星間塵の粒子から出る電波が高い割合で偏光し、その偏光メカニズムが磁場によって生み出されていることなどを明らかにしたと発表した。
日本製鉄は2月7日、同社が手掛けるグリーンスチール「NSCarbolex Neutral(エヌエスカーボレックス ニュートラル)」が、日産自動車の量産車に採用されたことを発表した。
日本交通とティアフォーは、2025年2月より日本交通が運行するタクシー営業車両にティアフォー製データ記録システム(DRS)を搭載して、東京都内広域での走行データ収集を開始すると発表した。
イーロン・マスク氏は2025年1月29日、X(旧Twitter)上で、「トランプ大統領の要請に基づき、国際宇宙ステーション(ISS)に“取り残された”2人の宇宙飛行士を、できるだけ早く帰還させる」と発表した。
半導体集積回路の分野で最大級の国際会議である「ISSCC 2025」が2月16~20日、米カリフォルニア州サンフランシスコで、「The Silicon Engine Driving The AI Revolution(AI革命を主導するシリコンエンジン)」を開催テーマに開催される。
プロテリアルの100%子会社であるプロテリアル金属は2月6日、半導体チップと基板を接続するためのバンプなどに使用される導電性Ni-P微粒子に銀、銅、低融点はんだなどをめっきする技術を開発し、めっき付きNi-P微粒子を製品ラインアップに加えたことを発表した。
2024年6月にアジレント・テクノロジーの代表取締役社長に就任した石川隆一氏。今回は、社長として見る分析市場の現状と、“理想の社長像”について語ってもらった。
国立天文台が開催した「アテルイII」「アテルイIII」によるシミュレーション天文学プロジェクトに関する説明会が開催された。今回は、天の川銀河を対象とした研究のスパコン活用事例を取り上げる。
NTTと明治大学、微生物の長期生存をコントロールする基盤技術を確立。土壌からの温室効果ガスの削減など、環境負荷を低減する技術への活用に期待。
赤血球や白血球、血小板になる造血幹細胞を再生医療で移植した際、幹細胞は血液の流れの刺激がきっかけとなって免疫細胞からの攻撃を回避し、長期にわたる再生能力を維持することを名古屋大学などのグループが明らかにした。薬剤など化学物質を使わなくても血管へ物理的刺激を与えると幹細胞や周りの免疫を制御することを示しており、再生医療への新たなアプローチになる可能性がある。
東京エレクトロン(TEL)は2月6日、半導体市場の需要拡大に対応することを目的に、同社の製造子会社でプラズマエッチング装置などを手掛ける東京エレクトロン宮城 本社工場に新たな生産棟を建設することを発表した。
JAXAら3者、2024年のCO2濃度の年増加量が過去14年間で最大になったことを発表。温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」の観測情報。
大阪公立大学は、「強相関電子系」を構成する原子集団の原子と環境系の間の局所的な量子もつれの度合いを計算する公式を導き出し、磁性体内の各原子とその環境系の量子もつれ、さらに磁性体内の2つの原子間の量子もつれの振る舞いを解明したと発表した。
NXP Semiconductorsは2月3日(欧州時間)、2024年第4四半期ならびに2024年通期業績を発表した。それによると、第4四半期、年間売上高ともに減収減益となったという。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2月6日、タカラトミー、ソニーグループ、同志社大学と共同で開発した変形型月面ロボット(愛称:SORA-Q)が、内閣府の主催する第7回日本オープンイノベーション大賞の内閣総理大臣賞を受賞したことを発表した。
AMDは2月4日(米国時間)、2024年第4四半期および通期業績を発表した。それによると、同四半期ならびに通期売上高ともに過去最高を更新する結果となったという。
京セラと北海道大学が雪の上を走れる中速・中型自動配送ロボットを共同開発、国内初となる準公道での走行試験に成功。
パナソニックの配送ロボ「ハコボ」、国内初の3地域・10台フルリモート運用実験開始。ロボットサービスのさらなる業務効率化めざす。
ルネサス エレクトロニクスは2月6日、2024年12月期の第4四半期決算概要を発表した。それによるとNON-GAAPベースの売上高は前年同期比19.2%減の2926億円、営業利益は前年同期比34.7%減の754億円、純利益が前年同期比26.8%減の719億円となった。
三菱重工、建築研究所が備える、地震の揺れを再現する振動台の更新工事を完了。電動式に刷新、大型模型対応も。
東京大学は、若い星を取り囲む原始惑星系円盤を対象として高解像度観測を行うと同時に、ミリ波帯の高解像度観測データを組み合わせることで、さまざまな大きさの微粒子をトレースし、サイズごとの空間分布を明らかにしたと発表した。
KDDI、スポーツや音楽ライブの3D生配信を高品質化するリアルタイム圧縮技術を開発。国際標準規格「V-DMC」(暫定仕様)に対応した技術として世界初をうたう。
ブリヂストン、ENEOSマテリアル、日揮ホールディングスの3社は、植物資源由来の合成ゴムを使用したタイヤの商業化に向け連携を加速するとした。
高齢化と人手不足が進む農業の現場を守るため、これまで人手を要していた作業について、衛星画像を活用したDXが進んでいる。今回はアプリの活用を進める宇部市にて、衛星画像利用のカギを探ってきた。
オムロン ソーシアルソリューションズ、住宅に合わせて柔軟に導入できるマルチV2X充電システム「KPEP-A-2シリーズ」を4月発売へ。
北海道大学など5者は、小惑星サンプルリターン計画「OSIRIS-REx」により持ち帰られた小惑星「ベンヌ」の粒子から、DNAおよびRANの5種類の核酸塩基など、さまざまな有機化合物の検出に成功したと発表した。
シャープ、屋根に合わせて選べる住宅用太陽電池3シリーズ計8機種発売。N型高効率セル採用でモジュール変換効率向上、夏場の発電量低下抑制も。
富士フイルムは2月5日、半導体材料事業の拡大に向けて、ベルギーの生産拠点において、半導体材料であるCMPスラリの生産設備を新たに導入するとともに、フォトリソグラフィ周辺材料の既存設備を増強する計画を発表した。
ニチコン、業界初の商用EV向け急速充電器「サイクリックマルチ充電器」7月発売へ。最大6台に1台ずつ繰り返し順番で急速充電。
半導体・電子部品を提供するグローバルオンラインディストリビュータであるDigiKeyは2月4日(米国時間)、エンジニアリング、産業用機器、機械設計用のコンピュータ支援設計(CAD)プロバイダのTracePartsとのパートナーシップを発表した。
Infineon Technologies(インフィニオン テクノロジーズ)は、ドイツ連邦情報セキュリティ局 (BSI)と共同で、同社のセキュリティコントローラ(セキュアチップ)への耐量子計算機暗号(PQC)アルゴリズムの実装で、「コモン クライテリアEAL6」の認証を取得したことを発表した。
東京理科大学、過敏性腸症候群の治療薬開発に関する新たな研究結果発表。「オピオイドδ受容体作動薬」が、脳の特定部位を介して症状を緩和、治療薬として有効な可能性。
Applied Materials(AMAT)は2月4日(米国時間)、直近1年間を通して同社の事業に貢献したサプライヤーに贈る「サプライヤーエクセレンス賞」の2025年版受賞企業を発表した。
大阪大学(阪大)発のスタートアップ企業であるThinkerは、バラ積みした部品などを容易にピッキングできる新型ロボット「Thinker Model A」の出荷を開始した。
TSMCが台湾南部の台南市沙崙に1nm(A10)プロセスの製造に対応する半導体工場を建設する模様だと複数の台湾メディア報じている。
中国当局が、Google(Alphabet)、Intel、NVIDIAに対して独占禁止法違反の調査を開始するようだ。
QPS研究所は2月5日、米Rocket Lab(ロケット・ラボ)と自社の小型SAR衛星「QPS-SAR」4機分の打ち上げに関する契約を締結したことを発表した。
DeepSeekの発表は衝撃だった。テック業界の最大の関心事であるAI開発に必須とされるNVIDIA H200などの高性能GPUを使わずに高性能AI開発を成功させ、投資競争でしのぎを削るMicrosoftやGoogleなど世界のAI開発を牽引してきた米国の巨大テック業界に冷や水を浴びせた形だ。
国立天文台が開催したレクチャー「スーパーコンピュータが描く宇宙―アテルイIIからアテルイIIIへ―」で、アテルイIIやアテルイIIIなどを用いた事例として、太陽に関するシミュレーションおよび研究成果について説明された。
大型ロケット「H3」5号機が2日午後5時30分、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられた。政府の準天頂衛星「みちびき」6号機を所定の軌道に投入し、打ち上げは成功した。H3は2001年から運用中の「H2A」の後継機。23年3月に1号機が失敗したのを受け、2号機以降に対策を講じている。4機連続成功により、安定運用に弾みをつけた形だ。みちびき6号機は静止衛星で、測位精度を高める新たなシステムを搭載した。
Samsung Display(SDC)は2月4日、Qualcomm Technologiesと次世代自動車の車内体験の強化に向けた覚書(MOU)を締結したことを発表した。
日本エア・リキードは2月4日、現在、香川県直島の直島ガスセンターで稼働中のプラントに替えて新たな大型空気分離装置(ASU)を建設することを決定したと発表した。
Space BDは、「スペースデリバリープロジェクト -RETURN to EARTH-」の第3弾として国際宇宙ステーション(ISS)に打ち上げられた搭載品が、約10カ月間の宇宙の旅を経て地球に帰還したことを発表した。
スカパーJSATは、宇宙航空研究開発機構(JAXA)発スタートアップ「Penetrator」との業務提携を決定したと発表した。
東京大学先端科学技術研究センター、コロイドゲルがガラスへに至る過程で、二段階の顕著な構造変化を発見。多孔質体の物性制御への寄与に期待。
アークエッジ・スペースは、インキュベイトファンドなど3社をリード投資家とする計15社を引受先として、総額80億円となるシリーズBラウンドの資金調達を実施した。
TrendForceによると、生成AIアプリ「DeepSeek-V3/R1」の登場は、より効率的なソフトウェアコンピューティングモデルの採用など、業界全体に変化をもたらす可能性があり、その結果、2025年以降、GPUに対する需要が変化する可能性があるという。
東京大学大学院ら4者、透明化組織標本の3次元イメージングを手のひらサイズの装置「HandySPIM」で実現。解像度を落とさず導入コストは抑えたとしている。