ソラコムが、クラウド型ネットワークカメラ「ソラカメ」の新製品として、電源や通信環境が整っていない屋外にも設置できる「ソラカメ屋外スターターキット」「ソラカメ屋外ソーラーキット」を発表しました。
国立天文台ら5者、アルマ望遠鏡の公開観測データを新たに解析し、若い星をとりまく原始惑星系円盤の構造とその進化を解明。惑星が従来の常識よりも早い段階で形成され、若い恒星と共に成長することを確認。
東北大学とJR東海、スーパーコンピュータ「富岳」を活用して、超電導リニア車両の空力性能強化に向けた技術開発の共同研究へ。
東北大学は、二層構造を持つ銀河の形成過程についてジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)の観測データを用い、最大100億年前までさかのぼる広範な時代の44個の銀河で二層構造を同定したと発表した。
理化学研究所など5者は、キューブサットX線衛星「NinjaSat」と、国際宇宙ステーションの全天X線監視装置「MAXI」を使い、新天体「MAXI J1752-457」のX線増光を捉え、特大規模の「スーパーバースト」を起こす天体であると明らかにしたと発表した。
Patentixは6月30日、次世代のパワー半導体材料として期待されるルチル型二酸化ゲルマニウム(r-GeO2)のバルク結晶の合成に成功したことを発表した。
SEMIジャパンは6月30日、7月1日より半導体サプライチェーン全体のサイバーセキュリティ強靭化を支援する「サイバーセキュリティスコアリングサービス」の提供を開始することを発表した。
H-IIAロケットで唯一失敗した6号機は、機体設計にどのような影響をもたらしたのか。そして、衛星の乗り心地に関わる新エンジンはいかにして生まれたのかを振り返る。
CMOSイメージセンサーの基礎、最先端のトレンドや活用事例、そして今後の展望にせまる新連載。初回は、“電子の眼”の仕組みやビジネスの現状を、ソニーセミコンダクタソリューションズの担当者に語ってもらった。
生成AIの急速な発展により、企業におけるAI活用の可能性も広がり続けている。日々新しいAIサービスが展開されている一方で、いかなるAIをインテグレーションすべきか頭を悩ませている企業も多いだろう。
光学式または磁気式センサー技術には、高精度の位置検出と環境に対しての耐性を両立させることが困難な傾向があります。しかし、誘導型センシング技術は、さまざまな産業用アプリケーション向けに、信頼性が高く、また、外部環境に対して安定した位置検出機能を提供することができます。
打上げに成功したH-IIAロケット最終50号機。その勇姿と、関係者の喜ぶ姿も交えて、写真と動画でお届けする。
H-IIAロケット最終50号機、6月29日1時33分3秒に発射。地球観測衛星「いぶきGW」の軌道投入に成功、衛星の状態は正常。
2001年8月29日、無事に宙へ翔け上がったH-IIA試験機1号機。その開発に携わった、三菱重工の鈴木啓司氏が、当時の様子を振り返り語ったこととは。
H-IIAロケット50号機が6月28日、射点に姿を現した。大型ロケット組立棟から約30分かけてゆっくり移動する、最終号機の姿を追った。
日本の主力大型ロケット「H-IIA」はいかにして生まれたのか。今回は第1段機体や、その両側にある白い固体ロケットブースターに取り入れられた工夫をひもとく。
JAXAと三菱重工、H-IIA50号機で宇宙へ運ぶ人工衛星の愛称を「いぶきGW」に決定。その名前に込められた意味を、JAXAの小島プロマネが明かした。
自動車部品大手の独Continental(コンチネンタル)は、自動車向け半導体回路の設計、開発を行うファブレス半導体ユニット「Advanced Electronics & Semiconductor Solutions(AESS)」を設立したことを発表した。
半導体リソグラフィ用光源メーカーのギガフォトンは6月27日、同日付で熊本県菊地郡大津町に新たな九州事務所が竣工し、九州地域でのサービスのキャパシティが従来比で3倍に拡大したことを発表した。
レゾナックは6月27日、米PulseForgeと2025年4月に、次世代半導体パッケージ向け光剝離プロセスに関する戦略的提携を行ったことを明らかにした。
日本の主力大型ロケット「H-IIA」はいかにして生まれたのか。信頼性とコスト効率の向上を重視して造られた第1段エンジン「LE-7A」をはじめ、H-IIAの設計や仕様に迫る。
空前の生成AIブームを経て、ビジネスにおけるAI活用は新たなステージに足を踏み入れている。AI有りきの業務変革に取り組む企業・組織は増加傾向にあり、パフォーマンスはもちろん、コスト・可用性・セキュリティといった要素を加味してAI開発基盤の最適化を図る動きは加速している。
「ITF World 2025」では、欧州勢が一致団結して2nm超のパイロットラインを構築するためプロジェクト「NanoIC」の実現に向けたワークショップが開催され、18人もの関係者が登壇した。
パイオニアは6月26日、台湾のディスプレイメーカー大手Innoluzの子会社でスマートコックピットソリューションを手掛けるCarUXが全株式を取得することで合意したことを発表した。
日本の宇宙開発を長きにわたって支えたH-IIAロケットが、ついに最後のフライトを迎える。2001年8月の初号機の打ち上げから四半世紀も飛び続け、ちょうど50機目がラストフライトとなる。
SEMIは6月25日(米国時間)、「300mm Fab Outlookレポート」の最新版において、全世界の前工程半導体ファブが生成AIによる需要増に対応するべく、生産能力の拡張を加速しているとの調査結果を発表した。
Intel(インテル)が自動車事業を閉鎖する模様だ。従業員向けのメッセージから明らかになったようだ。
本田技研工業(Honda)は、大阪・梅田地区の新たなソフトウェア開発拠点として「Honda Software Studio Osaka」を2025年4月に開設したことを明らかにした。
リガクは6月26日、大阪府高槻市の自社工場ならびに山梨県韮崎市の協力会社である日邦プレシジョンの第6工場(PNP第6工場)において、半導体プロセス・コントロール機器の生産能力を増強したことを発表した。
H-IIロケットから、後継のH-IIAロケットへの橋渡しとなった「H-II高度化」とはなにか。その高度化を適用したH-II 8号機は、関係者になにを残したのか。ロケットエンジン開発を中心に、当時を改めて振り返る。
STMicroelectronics(STマイクロエレクトロニクス)は6月26日、同社のノートPC向けスマート・ヒト検出ソリューション「ST Presence」として第5世代となる技術群の提供を開始したことを発表した。
東北大学は、「親子トリオ」の脳MRI画像より、子の脳には「父親のみに似る部分」「母親のみに似る部分」「両親に似る部分」「どちらにも似ない部分」が存在すると共に、これらの構成が子の性別で異なることを発見したと発表した。
京都大学は、宇宙誕生直後における「原始ブラックホール」の形成予測のための理論的枠組み「セパレートユニバース近似」を拡張し、その適用範囲を広範なモデルに拡大できることを明らかにした。
ispaceは6月24日、月面探査プログラム「HAKUTO-R」ミッション2について、分析結果を報告した。ミッション2では、6月6日に「RESILIENCE」ランダーが月面への着陸を試みたものの、十分に減速することができず、失敗していた。
ベルギーimecは毎年、年次イベント「ITF World」において、半導体の革新に貢献した人物にイノベーションアワードを授与してきたが、2025年はAppleのハードウェア技術担当シニアバイスプレジデントであるジョニー・スルージ氏が選ばれた。
東京大学などは、脳の最深部にある脳幹に存在し、レム睡眠中に特異的に活動することが古くから知られていた詳細不明なニューロンの正体とその役割を解明したと発表した。
温度を100度以上に加熱した「過熱水蒸気」を用いてお米を炊くと、米粒内が小さな空洞をもつ多孔質の構造になることを大阪公立大学などのグループが明らかにした。電気炊飯器で炊いたご飯より冷蔵保存時に硬くなりにくく、おいしさを保つことを官能検査で確かめた。食べるまでは冷蔵庫に入れておきたい寿司などに向けた炊飯方法の開発につながるという。
H-IIAロケットはいかにして生まれたのか? その話に入る前に、国産大型ロケットの歩みと、純国産の「H-II」が果たした技術的自立に迫る。
国立天文台など3者は、世界最大のデジタルカメラを搭載する次世代天文観測施設「NSF-DOE ベラ・C・ルービン天文台」が稼働を開始し、8m級望遠鏡として最大の視野と32億画素の観測画像を初公開したと発表した。
ベルギーimecは2025年5月下旬、ベルギー・アントワープにあるベルギー最大のコンサートおよびイベントホールであるクイーンエリザベスホールで年次イベント「ITF World 2025」 を開催した。
スペースデータと国際連合大学(国連大学)は、宇宙・デジタル技術を通じた社会課題の解決を目的とした学術協力に関する覚書を締結したことを発表した。
中央大学は、日本の小売店で流通しているウナギ加工品の約3分の1が東アジアに生息する養殖ニホンウナギであり、残りの大半はアメリカウナギであることを明らかにしたと発表した。
第一三共ヘルスケアは6月16日、真皮における線維芽細胞の老化によって生じる慢性炎症(SASP)が、肌表面の細かい凹凸の形成に影響を与えることを確認したと発表した。
キャディは、製造業AIデータプラットフォーム「CADDi」を島精機製作所が導入し、調達プロセス改革と製品仕様の再定義を通じた国際競争力の強化に取り組むことを発表した。
宇宙には予測が秒単位でできることから、どーなるかわからんことまで色々おこります。2025年も中間地点を通過(早!)、ということで、後半7~10月の星空をご紹介!
米国のDeep Tech特化型VC(Venture Capital)であるPlayground Globalは6月24日、都内で事業説明会を行った(Photo01)。そこで語られた内容をご紹介したい。
海底に沈んだビニール袋5枚が底びき網に入ると、網目を塞いでしまい、小さな海洋生物が逃げられなくなっていることを長崎大学の研究グループが明らかにした。地元漁師に協力を仰ぎ、底びき網に入ったプラスチックごみとそこにかかった生物を調べ、さらに網に入ったビニール袋の影響を調査した。マイクロプラスチックなどだけでなく、大きなプラごみも海洋生物に打撃を与えることが浮き彫りになった。
京都大学とNTTは、「量子超越性」の存在条件について、特定のタスクにおけるその必要十分条件を暗号理論の観点から解明したと発表した。
三菱重工業と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は6月24日、H-IIAロケット50号機の打ち上げ日を6月29日に再設定したことを発表した。
村田製作所は6月24日、長期使用時のセンサ出力変動値(オフセットライフタイムドリフト)が0.5mg(ミリ重力加速度)以下の性能を実現した産業機器向けデジタル3軸MEMS加速度センサ「SCA3400シリーズ」を開発したことを発表した。