The Body in the Library by Agatha Christie なんかいかにもミス・マープルものって感じだった。 クリスティは、面倒見はいいけど身勝手で横暴な家長とその家族(親族)の物語をよく書くけれど、これのラストはそれがいい具合に瓦解し、新しい関係を築いていける話になっていた。ちょっと珍しいかもしれない。 たいてい家長が殺されるところから始まるもんな(^^;) 若さゆえに少し愚かな少女たちに対する態度と思いが、とてもマープルらしい。