id:ckagami
読了のことを語る

こちらhttp://d.hatena.ne.jp/knockeye/20061001の、
 
「者の少女時代とオリガ・モリソヴナの半生が語られるのだから、かなりな分量たが、本の中の実時間は著者がロシアを訪れた1992年の一週間だけ。それがこれだけの分量を一気に読ませるのではないかと思う。」
 
を読んで、これは『ドゥームズデイ・ブック』『航路』とかの面白さに近いのかな、と思う。一日一日のディテールを提示しつつ、タイムリミットで焦燥感をかき立て、しかし壮大な事実が立ち現れる。