『スティーヴンソン怪奇短篇集』 河田智雄(訳) 怪奇小説7篇。うち『死骸盗人』『びんの小鬼』はなんか他の短編集で読んだことあった。 ヘンリー・ジェームズ絶賛の『ねじけジャネット』もおもしろいけど、わたしには『マーカイム』が一番おもしろかったかな。訳者あとがきにもあったけれど、わたしもやはり読んでいて、『罪と罰』が頭に浮かんだ。あれがもっともっと短時間に起こっていく話だ。あれは良心だろうか?わたしは神だと思う。