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Tips:ルビ記法:[文字(もじ)]の様に書くと文字もじとふりがなになる。
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学生時代の思い出のことを語る

念のため・・・
つ 太田胃散

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学生時代の思い出のことを語る

友人達が闇鍋パーティーを計画。
しかし、親の目があるので誰かの家でと言うわけにはいかず、場所探しに奔走。
そして決定した開催地は『理科準備室』
先生の許可もきちんと取り付けたらしい。
借りようと思う奴も思う奴だが、許可する教師も教師だ。
闇鍋パーティーには教師も参加し、笑顔でタピオカとかドレンチェリーの入った鍋を完食。
その後お腹を壊したらしい。

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学生時代の思い出のことを語る

武者小路先生の苗字は長い。
生徒達の間で呼び名が「ムシャ」とか「ムシャさん」と縮められるのに、そう時間はかからなかった。
生徒の間だけの事かと思っていたが、ある日先生の持っていた出欠簿に“Musya”と名前が入っていることに気付いた。
「ムシャ先生」とか呼びかけてみてもいいのかもしれないと思った。
武者小路先生が少し好きになった。

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学生時代の思い出のことを語る

武者小路先生の科学の授業はつまらなかった。
1年生の初めの頃のその授業も、うつらうつらとしていた。そこに、先生の言葉が聞こえてきた。
「次の授業ですが、この学校は4月29日から5月6日までは、間にあるはずの平日も全て休みなので、大分先になってしまいますね」
他の生徒が「え、なんとか研修日みたいに予定には書いてありませんか?」と尋ねると、先生はこう答えた。
「全学研修日ってやつですね。あんなものはタテマエです。もっともらしく書いてあるけど、休みたいから休むだけです」
その素敵なお知らせに、一気に目が覚めた。
そこに立っている白衣の御仁が天使に見えた。
武者小路先生が少し好きになった。

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学生時代の思い出のことを語る

高校の修学旅行時、移動中は友人達とずーーっと歌しりとりをやっていた。
誰かが歌いだした歌を「知ってる!」と思うと、皆歌いだすので、ちょっと油断するとバスの中でアニソン大合唱する事態に。
気付くとバスガイドさんに笑われていた。
更によく見ると、運転手さんのハンドルをもつ手が震えていた。あぶなかった。