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id:usaurara
短歌のことを語る

イエローに浮かれ訪ねし庭園の浮力を失くしかけてる芥

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アイロンのあたらぬ足袋で出遭いけり革命のごと溢るるパラソル

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ただ「在る」とあらわしている松の実の彫塑のごときちからづよさよ

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蘇るとなり屋敷の開門をすずめと日がな待っていたころ

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イケメンよりカプチーノよりワインより灯に満たされる身に風立ちぬ

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堰を切るようにあふれた青空と同居する葉の赤黄色

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マニュキアをなぞる窓ぎわ入相の寂を逃れしひとのなかで

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水になり
土になり
ひかりは巡る
今宵の空の
星たちは言う

これは高校時代に同級生と短歌交換をしていた時に送られてきた短歌です。
私のものではないのですが、思うところあってハイクにエントリしました。
すごく深い歌だと思うので読んでほしいというのもあります。

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ビロードの宝石箱から腸(わた)を喰う母という女みつめし夕暮

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吹き寄せた銀杏のような賑やかさポテチも踊るや収穫の秋

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埋火のごとき星星しかと見んなどと理由を後付けている

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かけあがる風と別れて見下ろせばささめくような竹の春

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羊水の記憶に手を伸ばしてる雨の雫のなかをおよいで

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春は海に秋は山に告げられる季節に匂いがあるということ

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六甲を出でてあかく膿む月やジオラマとなる人、木、家家

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エメラルド楽べのごとく流れ込む船は深き山の中に

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コスモスをかきわけて遭う蟷螂や小顔で虹を孕みをり

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わけられぬものをわかつ刃なるこちらとあちらわたしとあなた

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おかえりという四文字のざらざらと気づけば緑青に覆われている

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赤萩のえだも道も草ぐさも猫背で空を見上げをり