/quadratus (★)

かっぱかっぱらった
かっぱらっぱかっぱらった
とってちってた

かっぱなっぱかった
かっぱなっぱいっぱかった
かってきってくった

―「かっぱ」谷川俊太郎

もしかして「いっぱかった」は伝わらなくなりつつあることばなのかも。

偶然の連鎖で「ウルグアイ空軍機571便遭難事故」のウィキペディアの記事を読んでいた。1972年の出来事で、これを基にした書物だの映画だのが75年には日本語でも紹介されていた。
はみだしっ子の雪山ってこれをベースにしてるよね?

もともとどんなにハードな時も細切れ睡眠トータル4時間&1日2食生活で十数年やってきたのだが、1年半前、なんというか初めて本気で取り組む事態に直面してから5時間くらいの連続睡眠と週の半分くらい昼ごはんを食べる生活に勝手に切り替わった。
食事回数が増えたら体重も増えたけど幸い2kgで上げ止まったみたい。
睡眠も食事も身体のほうで決めてくれるのでわたしはそれを信用して全力出すだけ。 (や、その2kgはなんとかしたいけど)

確実に睡眠時間が伸びてる。
眠れば眠るほど治る気がする。

実験その2は「添え木なし、包帯の上からストッキング+片側松葉杖」。
これで久しぶりにスカートを穿けた。
うれしいな。
でも靴はクロックス。
来週はタクシーの比率を徐々に下げて公共交通機関に振るつもりだけどまだがつんと歩きたくはない。

杖なしで近所に朝ごはん食べに行ってきた (本格導入前の実験)。
お店に入った瞬間 New Worldがかかって一気に元気になり実験の効果測定にノイズがはいりました。

骨折前は週3日くらい朝ごはんを買いに行っていたベーグル屋さんにとても久しぶりに行けたのだが (タクシーの距離じゃないけどバスも使いにくい)、片側だけ松葉杖ついていたら「お見舞い」ってベーグルをひとついただいてしまった。
おまじないつき。
うれしい。

ほお。
IPOしたら買っちゃいたいな。

[そのreplyはしなくていいです]
子供心に火葬場で骨を拾うのわくわくしてたなあ。
そもそもお葬式出るのだいすきだった。

ひさしぶりに犬に遭った。

もとよりひじょおにせっかちな人間なので痛みが引いたらさぞ自分に苛苛するだろうと思っていたけどそうでもない。
っていうかいまの身体状況の中で無理することなく最大に合理的かつ迅速に動くための動線とか身のこなしとかを演算するゲームに夢中でそれどころじゃない。
それになんとしても6月半ばにハイヒールでおよばれに行き7月にはてつやさんのライヴ最前 (予定) を実現するんだから苛苛なんてしてられない。

や、マトンじゃないかな!

原作(というかその吉田健一訳)に思い入れのありすぎるブライズヘッド、観たくなってきちゃったよ…
わたしの持ってる文庫版はドラマのスチールが表紙だからずっと気にはなっている。

あーアンケートの欲しいグッズのところに杖って書けばよかった。
いやずっと要るわけじゃないけど記念に。

物欲
どうせならかっちょいい杖をついて歩きたい。
仕込み杖ほしい。
っていうかこのときの杖ほしい。

持ち主にエスコートしてほしいとかいわないんだからささやかな欲だわ。

ボードレールさんなんでこれを英語で書いたのかな。
理由は歴史や社会にも個人と母語との関係にも見つかりそうだけどともあれ外に行きたいのだ。
トールキンのシルマリリオンに地球が丸くなってしまった顛末的な話があった。
何処まで漕いでも離陸できない閉塞感。
わたしが「老後は火星」って言い続けてるのもそんな話だけどそれが木星になったところでなにがちがうのかって話もある。
閉じ込められるのがいちばんこわい。

足治る前に翼が生えちゃう。

自問自答していた件は業務用の白いマステがおうちにあったのでそれを使うことにした。
ようするにこのためにわざわざ買いたくなかったのね。
なんでそんなものがおうちにあるかって話を前にハイクに書いた気がするなあと思って遡ったらほんとにすんごい前だった。

あー次の山菜の季節にはプティサレ作っておけたらいいな。

今日は文字通り骨休め。
一歩も外に出ずに、でもおうちから届く4つのポータルと位置ずれの旅とでわりとがっつり戦争しました。
結局ひとの作ったものを壊すのがいちばん楽しいかも。