緊急出版!笙野頼子最新作!
「平等」「差別禁止」を謳うLGBT法に忍び込んだ毒、その危険すぎる一語、
ジェンダーアイデンティティーとは? 今から一体何が始まるのか?
「体の性に合わせて区分する方がベターかな」とSNSで発信した女優が謝罪を余儀なくされ、渋谷区に新設されたトイレでは女子トイレがなくなり、区議がツイートした写真が2800万回以上表示されるなど、ネットを中心に大きな議論となっている。
本書はTERF(ターフ、本書で詳細に解説)とレッテルを貼られた笙野頼子によるLGBT法案の何が問題なのか、「性自認」とは何か、法案を推進する者の正体と理由、同様の法律を導入した各国の状況とその後の変化を伝える、報道、解説、提言の書である。
前文 LGBT理解増進法に隠された秘密、毒饅頭、その危険性とは?
1 ジェンダー? それは新世紀に突然変異して謎人権と化したウィルスである
2 てことで? これ、昔は誰も知らないフェミニズムヲタク用語でした
3 ジェンダー=「自己表明性別=言うだけ口だけ性別」と訳して新訳に出来る?
4 殴れば勝てる相手でも殴らず対等に話し合おう、肉体格差の是正も男女平等です
5 インチキポストモダンのクイアフェミニストで、世界的なジェンダー学権威のジュディス・バトラーが言い出しっぺなんですね
6 あほもかしこも反ジェンダーになあれ、女に生まれた、汝自身を知れ!
7 GENDER MEANS SEX, AND INCLUDES A PERSON’S GENDER IDENTITY AND GENDER EXPRESSION(翻訳? 不可能です笑)
8 トランス女性は女性ではなく男なんです
9 まあそういうわけで罪深いジェンダーウィルスですよ?
10 ほらこれが先述の「極右のでっち上げ」です二〇二一年夏、……
11 子供の性別を「自分で」決めさせた、タビストックジェンダークリニックの悲劇
12「トランス差別をやめる」と他の人権は? LGBT法案とは名ばかりジェンダー独裁
13 千載一遇で政権交代が出来たはずなのに、なぜか今ジェンダー平等でコケる百年政党
14 ターフとは? TRANS-EXCLUSIONARY RADICAL FEMINIST
15 趣味と実益を兼ねた富豪達のゲーム、ジェンダーイデオロギー
16 で、LGBTとLGBTQはどう違うのかね? そもそもQって何?
17 さて海外は少し夜が明けてきました、と言ってるうちに日本に第二波来襲
はじめに
序論 アフリカの女性の生き方と学校教育
一 問題の所在と本書の目的
二 女子教育は何をもたらすのか
三 自律的主体を問い直す
四 ライフストーリーへの注目
五 本書の構成と調査概要
第一章 変わりゆく村
一 コイベ村の概観
二 地理的特徴と生業
三 マーレの社会制度
四 宗教と社会変容
《コラム1》 祈る
第二章 教育開発の展開
一 学校教育の導入
二 公教育の広がり
三 急増する就学者
四 成人教育の実施
五 教育の質の問題
六 学校教育の意義
第三章 進学か結婚か
一 就学した若者のライフプラン
二 マーレ女性のライフサイクル
三 就学と就業の結びつき
四 結婚している生徒の存在
五 就学と結婚の選択
六 就学と結婚をめぐるライフコースの交渉
《コラム2》 売る
第四章 女性性の再構築ー娘を学ばせた女のライフストーリー
一 マーレ女性の語りの態度と語りの場
二 オーコの略歴
三 「私は男を産んだ」
四 八人の娘の教育
五 望ましい暮らし方と現実
六 考察
《コラム3》 食べる
第五章 時代による差異のはざまでー女性教員のライフストーリー
一 教員としてのふるまい
二 就学をめぐる交渉
三 「完全な娘」であること
四 教職への不満
五 望ましいふるまい
《コラム4》 贈る
第六章 結婚後の就学ーー学校に通う母親たちのライフストーリー
一 既婚男性の就学
二 イテネシのライフストーリー
三 アッディスのライフストーリー
四 マルタのライフストーリー
五 既婚女性の就学
《コラム5》 産む
結論 教育を求める女性たちの関係的自律性
あとがき
参考文献
索引
ジェンダー、感情、遺伝子情報にいたるまで、あらゆるものが象徴資本として流通する現代。ブルデュー、フーコー、ドゥルーズ、アガンベンらを手がかりに、日常における権力の実態に迫る。
フェミニズム運動を淵源の一つとするジェンダー史は、単なる「女性の歴史」を超えて、既存の歴史学に新たな視点と刺激を提供し続けてきた。変容する「男らしさ」と権力の関係、奴隷制や近代国民国家の形成とジェンダーの関わりなど、対象領域を拡張し、今や言語論的転回以後の歴史学をも展望しうる分野に発展している。ジェンダー史の変遷を知るとともに、歴史学を捉え直す視点を獲得できる刺激的な入門書!
はしがき
第1章 なぜジェンダー史なのか?
第2章 身体とセクシュアリティ
第3章 人種・階級・ジェンダー
第4章 男性と男らしさ
第5章 政治文化のジェンダー史に向けて
第6章 「転回」以降の新潮流
訳者あとがき
読書案内
原 註
索 引
アメリカ・フランス・中国の大学におけるジェンダー教育の歴史や実践例を紹介し、国内の教育の実情、社会人教育・男性学の視点、LGBTIの学生への対応も提示する。ジェンダー教育がダイバーシティー環境の整備=社会の多様性に直結することを提示する。
はじめに 弓削尚子
第1章 北米の大学における女性学およびジェンダー研究の歴史的系譜と現在 シャラリン・オルバー[ゲイ・ローリー監訳、宮下摩維子訳]
1 北米の大学における女性学の現状
2 北米の女性学の歴史的系譜
3 女性学およびジェンダー研究をゲットー化しないために
解題 シャラリン・オルバー氏の知の冒険 ゲイ・ローリー
コラム ドナルド・トランプの時代の女性学およびジェンダー研究の展望 シャラリン・オルバー[ゲイ・ローリー監訳、宮下摩維子訳]
第2章 フランスにおけるジェンダー教育の軌道ーー高等教育機関を中心に クリスティーヌ・レヴィ
1 ジェンダー研究をめぐる環境とジェンダー教育の歴史的・社会的背景
2 高等教育機関での新しい動き
解題 「もう一つの可能性」としてのジェンダー・スタディーズ 矢内琴江
コラム フランスでのジェンダー概念をめぐる論争 クリスティーヌ・レヴィ
第3章 グループを育て、社会とつなげるーー大学でのジェンダー教育を活性化する新しい試み 柯倩★女偏に亭★[熱田敬子訳]
1 若者の悩みに答え、注目の社会問題に介入するーー授業の主題設定
2 グループを育成し、学生の主体性を育てるーー教育方法の探究
3 社会とつながり、ボランティアから学ぶーー知識と行動の転化
4 ボランティア学習の事例ーー『とことんヴァギナ・モノローグス』の上演と社会への貢献
解題 『まんこ語り』が育むフェミニズム・アクション 熱田敬子
コラム 中国における行動派フェミニストの成長とジェンダー・バックラッシュ 熱田敬子
第4章 男性学・男性性研究とジェンダー教育の重要性 伊藤公雄
1 男性学・男性性研究の誕生と発展
2 男子・男性を対象にしたジェンダー教育の重要性
コラム 学生と性暴力 弓削尚子
第5章 日本の大学におけるジェンダー教育の課題ーー社会を変革する希望の糧に 村田晶子
1 ジェンダー教育をめぐる日本国内の状況
2 高等教育におけるジェンダー教育の取り組み
3 日本の高等教育におけるジェンダー教育/研究の課題
コラム 学生が作る「ダイバーシティ・マップ」 安野 直
終 章 高等教育とジェンダーをめぐる今後の課題ーー国際シンポジウムでの議論を踏まえて 森脇健介
1 ジェンダー教育の歴史と現在の課題
2 フランスにおけるジェンダー・マスターコースの設置と専門職教育
3 『ヴァギナ・モノローグス』の実践と授業の方法論
むすびにかえて 村田晶子
ジェンダーギャップの基本を図解でわかりやすく解説した入門書です。ジェンダーについては高校までで学ぶようになりましたが、すでに社会人になっている人はきちんと学ぶ機会があまりありませんでした。そこで最低限の常識として知っておいてほしいことをコンパクトにまとめています。正しい知識を身に付けることで、あらゆる年齢性別の人が職場や家庭でよりよい関係を築けることを願います。
CHAPTER1 ジェンダー入門
CHAPTER2 日本の職場の現状
CHAPTER3 職場とジェンダー
CHAPTER4 結婚とジェンダー
CHAPTER5 子育てとジェンダー
CHAPTER6 性的マイノリティとジェンダー
CHAPTER7 ハラスメント
CHAPTER1 ジェンダー入門
CHAPTER2 日本の職場の現状
CHAPTER3 職場とジェンダー
CHAPTER4 結婚とジェンダー
CHAPTER5 子育てとジェンダー
CHAPTER6 性的マイノリティとジェンダー
CHAPTER7 ハラスメント
社会の変化とともに、人々のジェンダー意識も変化しただろうか。答えは否である。日本のジェンダー格差は、世界的にみて未だ大きい。本書はその原因である「男女」についての思い込み、すなわちジェンダー・ステレオタイプについて、社会心理学の様々な領域からアプローチする。それはどのように作られ、人々の心の中でどのような働きをするのか。ジェンダー・ステレオタイプの変容に向けて、私たちに何ができるのかを考える一冊。
はじめにーー新しい時代に新しいジェンダー観を!
本書の構成
1 「女性」とは?「男性」とは?
1 セックスとジェンダー
2 人の性の多面性・多様性
3 ジェンダー・ステレオタイプ
2 思いこみをつくり,維持する心のしくみ
1 ジェンダー・ステレオタイプの形成
2 性別カテゴリーに惑わされて
3 自己とジェンダー・ステレオタイプ
3 思いこみをつくる社会のしくみ
1 性別役割分業社会が思いこみをつくる
2 日本的土壌が思いこみをつくる
4 ジェンダー・ステレオタイプによって維持される社会
1 ステレオタイプが現実をつくる
2 ステレオタイプと偏見・差別
3 ジェンダー・ステレオタイプと格差社会
5 心理学とジェンダー・ステレオタイプ
1 生物学的性(セックス)を重視する心理学
2 性差に注目する心理学
3 心理学をつくり変える
6 ジェンダー社会の変容ーーステレオタイプといかに向き合うか
1 変容しにくいジェンダー・ステレオタイプ
2 ジェンダー・ステレオタイプの変容
3 多様性によりジェンダー社会を変える
4 連帯によりジェンダー社会を変える
人名索引
事項索引
労働組合はこの数年、ジェンダー平等に加え、組合員の「多様性」に応じた活動にシフトしてきている。これらからの労働組合は高齢層や外国人の組合員など、新たなメンバーとともに労働組合運動を構築していくことが求められている。
本書では、労働組合の男女平等参画、ジェンダー平等、そして組合員の多様化について、企業別・産業別・ナショナルセンター各レベルの労働運動の機能や活動の在り方について検討を試みている。
2000年代の20年間の女性の働き方の変化を振り返り、労働組合におけるジェンダーの主流化を実現させるための一冊。
第1部:「女性」と労働組合の20年
1.データから見た女性の働き方
2.「女性」と労働組合
3.非正規労働者の組織化
第2部:労働組合におけるジェンダー平等
1.連合、産業別組織における男女平等の取り組み
2.企業別組合における男女平等参画
3.女性役員の選出と育成
4.労働組合のジェンダー平等への挑戦
第3部:組合員の多様化に応えるために
1.組合員の多様化のへの対応
2.組合員の多様化とこれからの労働組合
ジェンダー差別を生む構造はどのようなところにあるのか、どのような思想の元に成り立っているのかを知り、どのような人もありのままの自分でいられる社会のあり方について考えます。
◇新年のご挨拶 市民生活の向上、地方自治の発展、地域経済の活性化をめざして ●中山 徹
◇直言 社会のデジタル化とスマートシティ ●山田健吾
◇連続企画 「新型コロナ」から日本の社会を考える 第29回 新型コロナと介護 ●伊藤周平
◆特集 ジェンダー差別を超えて多様性の時代へ
文化の多様性とジェンダー平等 ●松岡悦子
東京・国立市 多様な性を尊重するまちづくり ●木山直子
ケア労働者の処遇改善のためには「ジェンダー平等」の社会が不可欠である ●森田 進
労組内での意思決定の場における女性の参画の現状について ●岡上則子清水万由子
シンポジウム 「法整備と SOGI」 に参加して ●編集部: 松川 遥
自治の視点が問われたー区画整理 再開発住民運動集会を終えてー ●遠藤哲人
◆連載
人つながる(22) NPO法人フリースクール「てだのふあ」 〜子どもたちが安心して過ごせる居場所づくり〜 ●山下吉和
検証 津久井やまゆり園事件を人権の視点から考える
第14回 津久井やまゆり園の地元住民としての想い…考え、行動 ●鈴木哲夫
おきなわ定点観測 第10回 日本国憲法の“真価”を私たちに問い続ける沖縄 ●関 耕平
シリーズ 地域発信 耕作放棄地に挑み果樹園の再生を! 第2回 荒れ地を開き安心安全なみかんを育てる ●渡辺卓也
@NEWS ユニチカ跡地住民訴訟と住民自治の展開 ●御代田桜子
BOOK REVIEW
ローカル・ネットワーク
年賀広告
Jつうしん/自治の風/編集後記
表紙写真 大坂 健
スケッチ 芝田英昭
ダイバーシティについて、わかりやすく解説したシリーズ。第3巻は、男女のジェンダーやLGBTQ+などの「ジェンダーとダーバーシティ」について知り、学びます。
あなたの人生は、あなた自身が動かす。そのためのカギとなる1冊!セクシュアリティ、家族、恋愛、ファッション、カルチャー、学校、キャリアetc.さまざまな視点からジェンダーを考える。
ジェンダー格差大国ニッポン
妻の「イライラ」 夫の「モヤモヤ」
なかなか進まない男性の家事・育児参加
男性稼ぎ手社会を壊すことが男性の生きづらさを解消する
ジェンダー平等に向けた本気の働き方・暮らし方改革を!
【主な目次】
序 無意識の思い込み(アンコンシャス・バイアス)
第1章 男性稼ぎ手社会の終焉
第2章 ジェンダー平等の実現に向けて求められる男性の「ケア」労働
第3章 母親の「イライラ」と父親の「モヤモヤ」--「イクメン」ブームの功罪
第4章 家庭教育と父親役割のインフレ現象
第5章 ハラスメントのない職場づくりに男性はどう関わるか
第6章 社会を挙げてドメスティック・バイオレンス(DV)と虐待を防止する
「お宅もテレワークですか?」
平日の昼間に男性が家庭や地域にいても珍しがられない社会が到来するには
相当な時間がかかるだろうと思っていたのに、
皮肉にも新型コロナウイルス感染症拡大によって、
そんな社会をわれわれは思いがけず経験することになったのだが……。
(本文、序より)
●新型コロナウィルスの蔓延にともなうリモートワークの拡大は、男性の働き方と暮らし方を根本から揺るがしている。多くの男性は、仕事場が会社から家庭へと変化し、家庭で過ごす時間が格段に長くなった。それにともない、男性の家事・育児参加の促進が期待される一方で、一部の男性による虐待やDVの増加を懸念する声も聞かれる。
●これまで、男女平等化の流れの中で、長年にわたり男性の仕事中心の生き方が批判され、男性の家庭参加やワーク・ライフ・バランスの必要性が訴えられてきたが、あまり大きな変化は見られなかった。ところが、コロナ禍は、瞬く間にそうした従来の男性のライフスタイルを大きく揺るがした。今後、私たちの働き方と暮らし方はどう変化していくのだろうか。それは、社会の男女平等化を促すのだろうか、それとも形を変えながらも男性優位の社会が持続していくのだろうか。そうした中で、特に男性たちは、どう振る舞い、どう生活を組み立てていけばよいのだろうか。
●本書は、コロナ前からコロナ後にかけての日本社会における男性たちの仕事と家庭生活をめぐる現状と課題について、労働社会学、家族社会学、ジェンダー学などの学術的知見に基づいて多角的に考察し、一般読者に向けて平易な言葉で分かりやすく論じるものである。これにより、混迷を極めるポストコロナ社会に向けて、各職場における新たな職場づくり、各家庭での新たな生活設計、そして個々人による新たな生き方の展望となる1冊である。
家族法、刑法(性犯罪)、DV防止法など最新の改正論点を詳解。医学部女子入試差別、AV出演被害、同性婚など、様々な差別や人権課題、労働、社会保障などの幅広い問題を解決に導くための実践の書。ジェンダー問題に接するすべての法曹、ロースクール生のための一冊。
男の子にセックスや同意について話し始めるのに早すぎることはありません。
この本は、性的責任、同意、ジェンダー、共感、アイデンティティについて、男の子と年齢に応じた会話をすることで、すべてのコミュニティにおける不公平や不平等に敏感な男の子を育てるためのガイドブックです。
序文
イントロダクション
なぜこんなことになったのでしょうか?
この本がお手伝いできること
第1章 あなたから変化を起こしましょう
モデリングは重要なだけではありません。不可欠なのです
自分にあるかもしれない偏見のタイプを知りましょう
子育ては一人ひとり違います
自分の偏見について理解しましょう
エクササイズ1 過去を振り返りましょう
エクササイズ2 現在の自己認識を高めましょう
エクササイズ3 未来の希望に優先順位をつけましょう
パートナーシップで子育てをしましょう
責任を分け合いましょう
現代社会における伝統的な信念
学校というコミュニティ
第2章 発達段階を理解して戦略を立てましょう
対話を先延ばしにしてはいけません
認知的発達の段階
社会的世界での発達
道徳性の発達を促しましょう
健全で正常な性行動.
第3章 男の子をアライとして育てるための内面作り
健全な同調と愛着を育てる
健全な感情の発達
寄り添いましょう
知識とスキル
明確な内なるコンパスの育成
第4章 ジェンダー、セックス、アイデンティティについてオープンに話しましょう
コミュニケーションのための心の準備
思考観察のシンプルな練習
同じ言葉で話しましょう
第5章 相手の体を尊重することと同意の大切さを教えましょう
何が男らしいのか、何が男らしくないのか
ジョークが人を傷つける時
感情の抑圧は怒りの爆発につながります
会話をやめてはいけません
同意と性的暴行の意味を説明しましょう
人間関係のための感情スキルを共有しましょう
相手の体を尊重することと同意について教えるヒント
第6章 メディアを使って平等と正義について話し合いましょう
男の子はどこから情報を得ているのでしょうか?
子どもの知っていることについて話しましょう
どんなことに影響を受けているかを知りたければ、直接尋ねましょう
ポルノについて
年齢に応じた会話のテーマ
第7章 男の子の世界観を広げて共感を育てましょう
共感力を高めましょう
共感力とフェミニズムの関係
関心の輪を広げましょう
年齢別の共感力構築方法
第8章 失敗したら関係を修復しましょう
失敗はマイクロアグレッションです
フェミニズム、平等、正義への継続的な取り組み
フェミニズムを推し進めましょう
謝辞
用語解説
子どもとのセックストークのヒント集
注
個人の抱える困難や苦悩は「こころ」の内部だけに収まるものではなく、社会問題が深く関わっている。女性や性的マイノリティの貧困、社会資源へのアクセスの非対称、同性愛者やトランスジェンダーの当事者への社会的スティグマ、社会的排除、性暴力、男性の感情表現の失語……これらあらゆる事象にジェンダーの問題は埋め込まれている。そしてジェンダーの問題はクライエントだけが抱えるものではなく、臨床家の臨床観・理論・生活にも影響を与えている。
一方で、アカデミズムの文脈とは別に、フェミニストカウンセリング、男性相談、性的マイノリティへの心理支援など、ジェンダー視点を踏まえた草の根の運動史があるにもかかわらず、日本の心理臨床界ではジェンダー視点は未だ十分に論議されていない現状がある。
臨床心理士・公認心理師をはじめとする対人援助専門職家に向けて、ジェンダーにセンシティブな臨床とはいかなるものかを考えようと試みた本書は、このような社会構造と歴史的経緯から生まれた。女性支援および性的マイノリティ支援を牽引してきた村本邦子氏と葛西真紀子氏へのインタビューを皮切りに、編集委員内の対話から浮かび上がった現代的課題を検証する論考から構成されている。日本の心理臨床界・心理学におけるジェンダー秩序の史的考察から、臨床現場におけるジェンダーバイアスやマイクロアグレッションがもたらす負の側面の批判的検証、性暴力、DV、性別違和など具体的な臨床実践においてジェンダー視点を活かす可能性を考察する。
その場限りの技法論ではない、臨床の質的変化をもたらすための、ジェンダーセンシティブな心理臨床論。
フェミニズムと開発政策は女性たちを支援してきたのか? 国際開発政策は、女性が自分で稼ぐ能力と機会を拡大させて「ジェンダー不平等」を軽減してきた。しかし、それは政策が想定していたような女性の福利の向上につながるわけではなかった。現地で収集した膨大なデータをもとに、男性と女性の不可分な生計関係と女性の労働の強化を明らかにした労作。農業の低迷と人口増加が続くアフリカ農村部での女性支援の政策に一石を投じる。第23回大来賞受賞作品。
〈書きかえ〉の日本近代文学史
何かを書きつけたい切望、そしてその周囲に生じるさまざな権力関係(=書きかえ)。
近代になって書くことを与えられた女性たち。そのテクストに現れる「複雑性=書きかえ」は何を物語っているのか。文学作品のみならず、書簡、同人誌、雑誌投稿欄など、有名/無名を超えた女性たちの実践の足跡をたどる試み。
手本通りに書くためのなぞり書きが、手本をゆがめ、やがてそれを切り裂くに至るように、SNS時代の今日に通ずる、制度と個々人の関係のその「裂け目」に肉薄した、かつてない日本近代文学史。
文学という“虚構がつくるジェンダー“と、“ジェンダーそのものの虚構性”は、いかなる関係を「現実」において切り結ぶのか?
序 章 書くことを拒否しながら書く──田村俊子「女作者」の複雑さ
第1章 〈女性〉を立ち上げる困難──『青鞜』における小説ジャンルの揺らぎ
第2章 自然主義が消去した欲望──森田草平「煤烟」のマゾヒズム
第3章 大正教養派的〈個性〉とフェミニズム──田村俊子・鈴木悦の愛の陥穽
第4章 労働とロマンティシズムとモダン・ガール
第5章 〈女性作家〉として生き延びる──林芙美子『放浪記』の変節
第6章 盗用がオリジナルを超えるということ──太宰治『女生徒』と川端康成の〈少女〉幻想
第7章 紫式部は作家ではない──国文学研究の乱世と文芸創作
第8章 戦後世界の見取り図を描く──野上彌生子『迷路』と田辺元の哲学
第9章 女性作家という虚構──倉橋由美子『暗い旅』盗作疑惑の周辺
あとがき
注
初出一覧
索引
日本の英語教育においてジェンダーはどう扱われてきたのか。教育学・教育史・コーパス・心理学・メディア批評の研究者による学際的論考を収める。巻末には編者の開発した「英語教科書図版データベース」を掲載。
第1 部 男女共同参画社会を推進する観点からの英語教科書の分析研究
第2 部 英語教育学・英語学の観点から考えるジェンダー
第3 部 周辺分野(⼼理学・メディア研究)から考えるジェンダー
第4 部 男女共同参画社会を目指した英語教科書分析の資料
ボーヴォワールが『第二の性』で新しい概念の登場を予感させて以降、20世紀の哲学はジェンダー論の展開・受容に大きく舵を切った。だがなお、私たちの認識にはジェンダーをめぐる不正義があり、学問にも性差別が残っている。こうした問題は思想・実践の力によって少しずつ解決されてはいるものの、20世紀には表在していなかったLGBTQという観点によって、よりいっそう複雑化している。性の多様性に対して哲学は何を言えるのか。これは21世紀の重要な問いのひとつである。
第1章 ジェンダーが問い直す哲学ーー「尊重しあう愛」 は可能か【小手川正二郎】
1 哲学とジェンダー
2 身 体
3 愛
第2章 ジェンダーをめぐる認識的不正義ーーマスメディアの企業風土と組織の証言的不正義【佐藤邦政】
1 個人が犯す証言的不正義
2 組織が犯す証言的不正義
3 マスメディア企業における偏ったジェンダー組織風土
4 マスメディア企業の組織的無知による証言的不正義
5 おわりにーー偏ったジェンダー報道に対するマスメディア企業の責任と是正に向けて
第3章 性差をめぐる科学研究の落とし穴ーー統計学をいかに使いこなすか【高松里江】
1 能力に性差はあるか? 算数・数学のテストを例に
2 統計学と心理学
3 心理学における再現性課題
4 平均値に対する誤った理解
5 性差の根拠とされるもの
6 おわりにーー性差研究で注意すべきこと
第4章 LGBTQの人々が「自分らしく生きる」ということーー性のポリティクスから多様性の哲学へ【稲垣惠一】
1 不可視化された差別と生きづらさ
2 差別を助長しかねない?--LGBT法
3 内なる差別意識をどう考えるか?
4 政治問題とされた観念
5 LGBTQの人々の多様なかかわり
6 近代的主体の形成とその裏側
7 性のポリティクスの限界
8 性の多様性の実践
9 おわりにーーパートナーは喪失した私を取り戻してくれるのか?
責任編者解題
引用・参照文献
責任編者・執筆者紹介
索 引
◆名もなき人々の小さな一歩が、歴史に大きな一歩を踏み出す。2023年に開催された貴重なオンラインシンポジウムの熱気が、今、本書でよみがえる◆
「どうする、日本のジェンダー平等戦略」と題した女性人権機構からの発信第1弾。第一部「女性を罰する社会?少子化は当然の帰結」。第二部は、今日の世界的災禍を克服する国際的な枠組みについて語る。名もなき人々の小さな一歩が、歴史に大きな一歩を踏み出す。オンラインシンポ2023の記録。
『どうする、日本のジェンダー平等戦略(信山社ブックレット)』
橋本ヒロ子・林 陽子・芹田健太郎 編
【目 次】
はじめに〔橋本ヒロ子〕
第一部 「女性を罰する社会? 少子化は当然の帰結」【講師】大沢真理
1 女性を罰する社会の正体
2 加速する人口減少
3 貧困率の高さはOECD諸国で有数
国際比較
男女別比較
シングルマザーの貧困率
日本の貧困層の所得の現状
伸びない日本の所得と賃金
4 コロナ禍よりもコロナ対策禍ではないか
コロナで亡くなったのは誰か
超過死亡という社会問題
女性の自殺率の変化
若い女性の自殺率が急増
姥捨て社会にNO
5 結語に代えて
第二部 「W7の歩みとSDGsから見たジェンダー平等の課題」【講師】三輪敦子
1 W7とは
2 W7の歩み
2018年 G7 シャルルボア(カナダ)サミット
2019年 G7 ビアリッツ(フランス)サミット
2021年 G7 コーンウォール(英国)サミット
2022年 G7 エルマウ(ドイツ)サミット
3 2023年 G7 広島(日本)サミット
スローガンとテーマ
5分野の提言とは
4 SDGs目標5の達成への働きかけ
第三部 特別対談「気の向くままに、ゆるくジェンダー平等を語る」〔芹田健太郎×大沢真理×三輪敦子〕
1 改めて問う、現代の市民社会
2 非軍事主義とジェンダー平等
3 女子教育機関の役割
4 SDGsの目標達成への提言
●女性人権機構の歩み
あとがき