分子生物学の基本的な部分を取り入れながら、臨床での栄養教育につながるテーラーメイド栄養学を平易に解説するテキスト。各栄養素と遺伝子発現、疾患予防・治療のための分子メカニズムに迫る。
0.分子栄養学
【生物学にみる分子の世界】
1.生物の多様性と進化
2.細胞間の情報伝達
3.細胞内の情報伝達
【分子栄養学の理解に必要な基礎知識編】
4.遺伝子の発現とその制御
5..ヒトゲノム
6.エピゲノム
7.テーラーメイド栄養学とニュートリゲノミクス
【栄養素における遺伝子発現や分子機能の調節編】
8.糖質,脂質,タンパク質と遺伝子発現
9.ビタミンの分子栄養学
10.ミネラル,非栄養素の分子栄養学
【生体調節と分子栄養学編】
11.感覚の分子栄養学
12.時間栄養学
【疾患の成り立ちと予防のための分子栄養学編】
13.疾患の分子栄養学
14.肥満の分子栄養学
【解析技術の進歩と分子栄養学編】
15.微生物群集のゲノムを網羅的に解析するメタゲノムの解析技術
16.食品の遺伝子組換え
17.遺伝子治療と再生医療,それを支える技術
LA(ロサンゼルス)に渡った映画研究者が、「食」を通して考えたアメリカ。
料理本批評エッセイ『食べたくなる本』で話題を呼んだ著者による、
ユニークな食生活エッセイ&体験的都市論。
書評家の三宅香帆、小説家の原田ひ香も推薦。
文庫版限定でLAフードのレシピも特別収録。
「スロー対ファスト」とか「オーセンティック対リミックス」というような、
私自身これまで少なからず囚われてきた対立構図がある。
LAの食には、それを軽々と超える自由闊達な生命力があるようにも思えた。
「多様性」とは何か、それをいま、どう擁護しうるか。
こんにち最も切迫したこの問いに対する貴重なヒントを、
私はここでいくつも得ることになる。(本書「まえがき」より)
【目次】
なぜアメリカへ?
LAフリーウェイとIN-N-OUTバーガー
季節のない寿司
ゲリラ・タコス
カナダの自然食
ヴェニスのエキゾティシズム
ジョナサン・ゴールド
USC
「映画と牛の関係について」
LAの友人
記憶の襞
多様性と画一性
我々ホモ・サピエンスの出現以前、地球には実に多様な「人類」がいた。教科書に載っているジャワ原人や北京原人だけではない。身長わずか110cmのフローレス原人、台湾の海底で見つかった澎湖人など、とくにアジアの「人類模様」は、目もくらむほどだった。しかし彼らはすべて滅び去り、いま人類は「我々」しかいない。なぜ我々は我々だけなのか? 答えを追い続けた著者が人類進化学の第一人者に導かれて出会った衝撃の仮説!
我々ホモ・サピエンスが出現する前、地球には実に多様な「人類」がいた。
教科書に載っているジャワ原人や北京原人、ネアンデルタール人だけではない。
身長わずか110cm、「人類の定義」さえ揺るがしたフローレス原人、
台湾の海底で見つかった「アジア第4の原人」澎湖人など、
とくにアジアの「人類模様」は、目もくらむほど多種多様だった。
しかし、彼らはすべて滅び去り、いま人類は「我々」しかいない。
なぜ我々は我々だけなのか? 彼らと我々のあいだには、いったい何があったのか?
人類進化学の第一人者に導かれ、答えを追い続けた著者が出会った衝撃の仮説とは?
「サピエンス以前」の人類史が、いまアジアから塗り替えられる!
目次
プロローグ 「アジアの原人」を発掘する
第1章 人類進化を俯瞰する
第2章 ジャワ原人をめぐる冒険
第3章 ジャワ原人を科学する現場
第4章 フローレス原人の衝撃
第5章 ソア盆地での大発見
第6章 台湾の海底から
終章 我々はなぜ我々だけなのか
プロローグ 「アジアの原人」を発掘する
第1章 人類進化を俯瞰する
第2章 ジャワ原人をめぐる冒険
第3章 ジャワ原人を科学する現場
第4章 フローレス原人の衝撃
第5章 ソア盆地での大発見
第6章 台湾の海底から
終章 我々はなぜ我々だけなのか
ヒトの誕生から古代地中海世界まで、長大な文明史の「見取り図」を示す。最初の都市文明・シュメール、従来の文明観に変更を迫る「古代アンデス文明」、著者自身が近年手掛けたローマ帝国の新たな遺跡など、文明・文化の「多様性」に着目。いくつもの危機を乗り越え、環境に適応し、地球上のあらゆる陸地に拡散して文明を築いた人類の未来は。廃墟と化した遺跡には、私たちの現在を知り、これからを考えるヒントが隠されている。
講談社創業100周年記企画「興亡の世界史」の学術文庫版。大好評につき、第4期刊行スタート。その1冊目は、東大名誉教授で、国立西洋美術館長、文化庁長官などを歴任した著者が、ヒトの誕生から古代地中海世界にいたる長大な文明史の「見取り図」を示す。
著者の青柳正規氏は、この40年あまり、おもにイタリアの遺跡の発掘に携わり、文明を「手触り」で理解してきた。本書では、メソポタミアの最初の都市文明・シュメールや、従来の文明観に大きな変更を迫っている「古代アンデス文明」、著者自身が近年手掛けているローマ帝国の遺跡・ソンマ=ヴェスヴィアーナの最新成果など、文明・文化の「多様性」に着目し、人類の歴史の大部分を占める「古代」を通観する。
約600万年前、直立二足歩行へと移行した人類には、多くのリスクが待ち構えていた。ホモ・エレクトゥスとホモ・サピエンスによる2度の「アウト・オブ・アフリカ」、現生人類に近い思考能力を持ちながら絶滅したネアンデルタール。我々は、いくつもの危機を乗り越え、環境に適応し、地球上のあらゆる陸地に拡散し、農耕というイノベーションを経て、文明を築くようになったのである。
では、「文明の進歩」を測る物差しは何か。現代人はなぜ、過去への時間認識が縮小し、「歴史」への感覚が鈍ってしまったのかーー。廃墟と化した遺跡には、私たちの現在を知り、未来を考えるヒントが隠されている。[原本:『興亡の世界史00 人類文明の黎明と暮れ方』講談社 2009年刊]
序 章 文明史を学ぶということ
第一章 ヒトから人類へ
第二章 農耕というイノベーション
第三章 文明の誕生
第四章 多様な文明の隆昌
第五章 古代地中海文明
おわりにーー文明が滅びるとき
今、「女」が選挙で勝つためのキーコンテンツになりつつある!?
与野党を問わず、政治家は女性の存在と女性にまつわる政策を“頼みの綱”にしているのだ。
日本の政治がいかに変わりつつあるのかーー。
女性初の朝日新聞政治部次長を務めた著者が、海外の事例を含めて丹念に取材し、データとともにひもとく。
多様化が進んだ現代では政治家も多様性が求められており、分断を広げるだけでは真の男女平等につながらない。
女性政治家が増えれば〈誰もが〉生きやすい社会になるということを可視化する、新しい論点。
民主主義を機能させるのはあなたです!
【目次】
第1章 地方で芽吹く変化
第2章 女性議員が増えると政治の何が変わるのか
第3章 今、杉並区で起きていること
第4章 女性議員を増やすには
第5章 もっと女性議員を増やすには〜海外編
第6章 国政は変わるのか
【著者プロフィール】
秋山訓子(あきやま のりこ)
朝日新聞編集委員。
東京生まれ。東京大学文学部卒業。ロンドン政治経済学院にて修士、筑波大学にて博士号を取得。
朝日新聞入社後、政治部、経済部、AERA編集部などを経て現職。
政治やNPO・市民社会、多様性・ジェンダーなどを中心に取材。
著書に『女は「政治」に向かないの?』『コーヒーを味わうように民主主義をつくりこむ』ほか。
子どもたちが海水浴でつかまえる「ヤドカリ」。
よく知っている生きものだけど、貝の仲間と間違えている子も多く、ちゃんと観察するとおもしろい発見がいっぱい。海水を使わないと死んでしまうなど、飼い方のコツや、生態の不思議も紹介。
世界には「トイレがない」環境で生きる人々が26億人存在すると言われている。世界の辺境を長年めぐってきた著者ならではの視点で、「人間が何を食べ、どう排泄してきたか」をテーマにルポする。
大手デベロッパー勤めの麻生ミホは、30歳を過ぎてもなかなか大きな仕事を任されないことを悩んでいた。そんな中、あるキッカケから巡ることになった銀座の名店の数々。そこで歴史ある料理や、話したことのない客層の人々に触れるうちに、彼女は少しずつ成長していく…。おいしいモノのために働く全ての食いしんぼうに捧げる、銀座のご褒美グルメコミック!!
エッセイスト・酒井順子氏 推薦!
「ここまで書いてしまっていいの?」と思わせるほどの筆致が清々しい。
部活動での体罰や、勝利至上主義、アスリートのメンタルヘルスなど、近年スポーツに関する様々な問題が浮上している。
この構造を温存させてきたのが、理不尽なことにも従順に従う風土である。
それによって「体育会系」学生は、無理な仕事も拒まないと見なされ、就職活動でも有利に働き、組織の中で重用されてきた側面がある。
しかし、スポーツの価値はそこにあるのではない。
スポーツによって磨かれるのは、論理的かつ戦略的な思考、コミュニケーション能力、そして何より忖度なくフェアにプレー(行動)する精神である。
これらは社会の分断を乗り越え、コミュニティを支える基盤ともなる。
つまりスポーツには、社会を変革する力がある──。
本書では日本のスポーツ界に潜む病根を忖度なく指摘し、スポーツの真の価値を提言する。
【「はじめに」より】
スポーツを通して自分とは異なる他者と出会い、力を合わせて競技する中で、多様性の重要性を理解したり、コミュニケーション能力が高まります。
スポーツを介したつながりは、コミュニティを支える基盤にもなり得ます。また、スポーツによって鍛えられる分析力や行動力、戦略性は、学業やビジネスにも役立ちます。
本書ではこのような「スポーツの多様な価値」を考えたいと思います。
【目次】
はじめに…スポーツは感動の「打ち上げ花火」?/スポーツ観が変われば社会が変わる
序章ー東京五輪の「レガシー」とは何だったのか?…東京五輪検証の意義/勝利至上主義が選手を追い詰める/アスリートのメンタルヘルスを守るために/希望の萌芽
第1章ー子どもが輝くスポーツのあり方…若年層の全国大会は必要ない/フランスの親はなぜ子どもに柔道をさせるのか/自己評価ができれば弱くても続けられる
第2章ースポーツから考えるジェンダー平等…指導者の資質に男女差はない/「数」から「質」へ
第3章ー沈黙するアスリートたち…声を上げる海外の選手たち/毅然とした態度が取れない日本のスポーツ界
終章ースポーツの価値とは何か…スポーツは社会を映す鏡/「体育会系」がもてはやされる時代の終焉/スポーツが文化となるために
おわりに
【プロフィール】
山口香(やまぐち かおり)
筑波大学教授。柔道家。第1回全日本女子体重別選手権大会で最年少優勝。以後10連覇を達成。世界選手権では4個の銀メダルと、日本女子初の金メダルを獲得。1988年ソウル五輪では銅メダルに輝き、翌年引退。シドニー五輪、アテネ五輪で日本柔道チームのコーチを務めた後、日本オリンピック委員会(JOC)理事などを歴任。
私たちがめざすべき社会とは、多様な人々が分け隔てられることなく、自らの特徴を活かせる社会である。本特集では、ビジネス創造を通じたマイノリティーによる市場活動への参加に注目し、分け隔てなく参加できることが豊かで持続的な社会の実現に不可欠であることを検討する。インクルージョンやダイバーシティーの問題は、人権や社会的福祉の問題であると同時に、ビジネス創造と市場創造の問題でもある。マイノリティーが果たす役割を多面的に捉えることで、市場機会の発見・創造からビジネス創造に至る一連の過程を明らかにしたい。主な執筆者:軽部大/米倉誠一郎/橘樹(一橋大学)、鹿住倫世(専修大学)、杉山文野(ニューキャンバス)、星川安之(共用品推進機構)、中邑賢龍(東京大学)、島田由香(ユニリーバ・ジャパン)。インタビューは、垣内俊哉(ミライロ代表取締役社長)、武田和也(Retty代表取締役CEO)。ビジネスケースは、アイリスオーヤマ、カイハラ、スークカンパニー。
[特集]
マイノリティーから考えるビジネス創造:
多様性を社会の創造力に変える
「見えない」女性起業家に光を当てる(鹿住倫世)
セクシュアルマイノリティーと日本社会(杉山文野)
外国人起業家から見た創業環境としての日本(軽部大/橘樹/米倉誠一郎)
特定の人の「専用品」を、より多くの人が使える「共用品」へ(星川安之)
ユニークな人の教育と新しいビジネス創造(中邑賢龍)
マイノリティーからマジョリティーへ(島田由香)
[マネジメント・フォーラム]
DXを活用し、障害を価値に変えた新しいビジネスを創造する
垣内俊哉(ミライロ代表取締役社長)
[産業変革の起業家たち]
後発グルメサイトの戦い方「食体験で人生をハッピーに」
武田和也(Retty代表取締役CEO)
[ビジネス・ケース]
アイリスオーヤマ:「ユーザーイン」による需要創造の経営
カイハラ:Makuakeプロジェクトを通じたB2Cへの挑戦
スークカンパニー:百貨店のなかに市場を創り劇場化する
[連載]
イノベーション・マネジメントの定石(吉岡[小林]徹)
第20回 ポーター賞受賞企業・事業に学ぶ(大薗恵美)
いま、私たちが語るべき“希望"とはーー。
30年以上にわたり「命」を見つめてきた産婦人科医が問う、真の多様性。
2020年のノーベル化学賞受賞により改めて注目された「ゲノム編集」。
とくに、医療面における治療技術の開発は現実的かつ切実な願いであることは間違いありません。
しかし、ゲノムについて臨床現場から発信されている一般書はほとんどなく、なかでも生殖医療とゲノム編集のかかわりについては議論が避けられがちというのが実情です。
本書では、生殖医療の最前線に携わる産婦人科医であり生殖内分泌学者の著者が、今、私たちに問われている「ゲノム」の意味を思索。
これまでの研究やデータを紐解くとともに、自ら世界中の専門家にインタビューし、その対話をヒントにゲノム編集と私たちの未来をどう理解すべきか、エッセイ調の筆致でわかりやすく解説します。
「子どもを持つ意味」「家族とは」「生命倫理について」など、みなさんに他人事としてではなく考え、議論することを呼びかける一冊です。
【目次】
1 ゲノム編集の深淵
2 子どもを持つこと、持たないこと
3 卵子、精子をもらうこと
4 遺伝情報を伝えること、変えること、組み合わせること
5 生殖あるいはセックスとは
6 命の選別
7 「生命倫理」という弁解、あるいは虚構・幻想
8 約束のかたち
9 総括
【著者プロフィール】
石原 理(いしはら おさむ)
1954年東京都生まれ。
女子栄養大学栄養学部教授(臨床医学)および女子栄養大学栄養クリニック所長。
埼玉医科大学名誉教授。
1980年、群馬大学医学部卒業後、東京大学医学部産婦人科助手などを経て、2002年から埼玉医科大学産科婦人科学教授、2022年から現職。
専門は生殖内分泌学、生殖医療、生殖人類学。
一般向け著書に、『生殖革命』(ちくま新書)、『生殖医療と家族のかたち』(平凡社新書)、『生殖医療の衝撃』(講談社現代新書)などがある。
本書は図書館、学校、幼稚園、保育園などでの使用に適しています。通常の「講談社の動く図鑑MOVE 新訂版 魚」と内容は同じですが、DVD・カバーは付属しておらず、製本がより強固になったものです。
魚たちの多様な生態を、豊富な生態写真と共に紹介していきます。MOVEシリーズの特長として、迫力のある写真を大きく使うことで、従来の図鑑を超えた、写真集的な美しさ、おもしろさを持った図鑑となっております。 さかなクンのイラスト&コラムつき!
これからの注目は「都心北部」だ!
【本書の特徴】
●7日間かけて東京(主に都心北部)を旅する
●詳細地図つき
●歴史的、社会学的に東京を眺める
●過去の痕跡を手がかりに、豊かな時間を取り戻すための提案をする
●モモ(ミヒャエル・エンデ)と一緒に東京を街歩きする
「街を見失わないために、ゆっくり移動することの価値を復権させましょう。エンデが『モモ』のなかで示した時間論を、私たちは東京の街歩きにも活かしましょう。モモの冒険が「灰色の男たち」から人々の時間を取り戻す挑戦であったのと同じように、私たちの街歩きもまた、高度成長期以降の開発主義の東京から、再び人間的時間を取り戻す戦略を含むことになります」--吉見俊哉
【主な内容】
●都心に路面電車を復活させる
●どこに行っても「渋沢栄一」がついてくる
●23区で唯一「消滅可能性都市」とされた豊島区はポテンシャルが高い
●エロス(性愛)とタナトス(死)の境界線を歩く
●川筋から未来の東京を考える
【目次】
第1日 都電荒川線に乗って東京を旅する
第2日 秋葉原ー上野ー浅草間に路面電車を復活させる
第3日 動物園を開放し、公園を夜のミュージアムパークに
第4日 都市にメリハリをつけながら、古い街並みを守る
第5日 都心北部で大学街としての東京を再生させる
第6日 武蔵野台地東端で世界の多様な宗教が連帯する
第7日 未来都市東京を江戸にする
【著者プロフィール】
吉見俊哉(よしみしゅんや)1957年、東京都生まれ。東京大学大学院情報学環教授。同大学副学長、大学総合教育研究センター長などを歴任。
社会学、都市論、メディア論、文化研究を主な専門としつつ、日本におけるカルチュラル・スタディーズの発展で中心的な役割を果たす。
著書に『都市のドラマトゥルギー』『五輪と戦後:上演としての東京オリンピック』など。
「さみしいなら、トキを選べばいいって思ったんだよ」
光晴が高二の夏休みに出会ったのは、性別を持たない宇宙人・トキ。なりたい性を選べるトキは、光晴の決めた方になるという。選択を託された光晴が、本当に望むのは? 二人の青春が始まる──。
脅威の根源が姿を現す!
コウモリの襲来で一夜にして惨禍に見舞われた東京・御徒町。街中が恐怖に慄く中、地下鉄構内では更なる悲劇が待ち受けていた…!! そして、被害拡大を防ぐため武田と共にコウモリの生態調査にあたる降旗ら。そこで発覚した脅威の新事実とは!! 恐るべき種の突然変異に、人類の打つ手はあるのか──!!
鉱物・化石・微生物・鳥・キノコなどテーマごとにユニークな特徴を持つアイテムを9種、36テーマで集めた楽しい図鑑
日本の食を守るための、
想像を絶する戦いの記録。
数十年前まで、九州以北では南西諸島で採れる農作物の多くを食べることができなかった。
当時、ウリ類や熱帯果樹をむさぼり食う”特殊害虫”が蔓延し、法律でこれら作物の移動が禁止されていたのだ。
それが今、ゴーヤやマンゴーが日本全国の食卓に並ぶようになったのは、
害虫根絶に人生をかけた現地職員の、想像を絶する戦いがあったからだ。
本書は、根絶事業に自ら携わり、死闘の現場を間近で見てきた現役昆虫学者による奮闘の記録である。
日本の食を支えた名もなき戦士たちの、努力と情熱と執念をぜひ知ってもらいたい。
宮竹 貴久(みやたけ たかひさ)
一九六二年、大阪府生まれ。
岡山大学学術研究院環境生命自然科学学域教授。
理学博士。
ロンドン大学(UCL)生物学部客員研究員を経て、現職。
受賞歴に日本生態学会宮地賞、日本応用動物昆虫学会賞、日本動物行動学会日高賞など。
主な著書に『恋するオスが進化する』『「先送り」は生物学的に正しい』『したがるオスと嫌がるメスの生物学』『「死んだふり」で生きのびる 生き物たちの奇妙な戦略』など。
「男が8割」の衝撃ーー。女性の“いない”キャンパス。
現役の教授による懺悔と決意。
これは大学だけじゃない、日本全体の問題だ!
2023年現在、東大生の男女比は8:2である。
日本のジェンダー・ギャップ指数が世界最下位レベルであることはよく知られているが、将来的な社会のリーダーを輩出する高等教育機関がこのように旧弊的なままでは、真に多様性ある未来など訪れないだろう。
現状を打開するには何が必要なのか。
現役の副学長でもある著者が、「女性の“いない”東大」を改革するべく声を上げる!
東大の知られざるジェンダー史をつまびらかにし、アメリカでの取り組み例も独自取材。
自身の経験や反省もふまえて、日本の大学、そして日本社会のあり方そのものを問いなおす覚悟の書。
【目次】
序 章 男だらけの現状
第一章 東大は男が八割
第二章 女性のいない東大キャンパスーー戦前
第三章 男のための男の大学ーー戦後
第四章 アメリカ名門大学の共学化
第五章 東大のあるべき姿
終 章
【著者プロフィール】
矢口祐人(やぐち ゆうじん)
東京大学大学院総合文化研究科教授、同大グローバル教育センター長、同大副学長。
1966年、北海道生まれ。
米国ゴーシエン大学卒業。
ウィリアム・アンド・メアリ大学大学院で博士号取得。
1998年より東京大学大学院で教える。
専攻はアメリカ研究。
著書に『ハワイの歴史と文化 悲劇と誇りのモザイクの中で』(中公新書)、『憧れのハワイ 日本人のハワイ観』(中央公論新社)、『奇妙なアメリカ 神と正義のミュージアム』(新潮選書)など。
現在の地球に存在する多様な生き物たちは、単純な化合物から進化してきたと考えられている。「生命」が単なる物質から決別し、その脈打つ「鼓動」を得たのは、どんな出来事が転換点となったのだろうか? 本書では、最近の生命科学の進展から得られた数々の知見を通じて、生命の根源的な性質を「自己情報の保存とその変革」という二つの要素と捉える。これらが悠久の時を経て織りなす「生命」という現象の「からくり」に迫る。
現在の地球に存在する多様な生き物たちは、単純な化合物から進化してきたと考えられている。「生命」が単なる物質から決別し、その脈打つ「鼓動」を得たのは、どんな出来事が転換点となったのだろうか? 本書では、最近の生命科学の進展から得られた数々の知見を通じて、生命の根源的な性質を「自己情報の保存とその変革」という二つの要素と捉える。これらが悠久の時を経て織りなす「生命」という現象の「からくり」に迫る。
序章 生命の糸・DNA
第一章 生命と非生命
第二章 情報の保存と絶え間なき変革
第三章 不敗の戦略
第四章 幸運を蓄積する「生命」という情報システム
第五章 生命と文明
終章 絡み合う「2本の鎖」
昨今の組織の問題を見るまでもなく、かつてのようなボス的なリーダー、「部下を引っ張ることがリーダーの役割」という時代は終わっている。問題が複雑になり、メンバーの多様性も進むなか、チームでいかに成果を上げていくのか。そうした時代にリーダーに必要なのは、「あたり前」とも言える心配りだった。現代の優れたリーダーはやっている「あたり前の習慣」を、物語の形でやさしく解説。
「チームをつくるうえで、ここに書かれていることが、始まりであり、すべてである」
柳井 正氏推奨!
上司にとり最大の悩みは部下。部下にとり最大の悩みは上司。
かつてのようなボス的リーダーでは最大の成果をあげることは不可能なことが明確な時代。
一方でそれに変わるリーダー像がよくわからずに悩んでいる人は多い。
問題の複雑化、メンバーの多様化も進むなかで、いかにチームとして成果をあげていくのか、
メンバーをどのように巻き込んでいけばいいのか、
いまのリーダーに必要なのは、「あたり前」ともいえる心の習慣だった。
現代の優れたリーダーがやっている「あたり前の習慣」を
物語の形でやさしく解説。