現代社会はあまりに大きく変化しており,その中で我々は大人も若者も戸惑いながら生活している。本特集は,現代日本社会の在り方とそこでの思春期青年期の心理的成長について考えるものである。社会への適応は思春期青年期における重要な成長課題であり,言い換えれば,社会は若者を大人へと成長させるために重要な役割を担っている。しかし現代の日本社会においてその役割は必ずしも十分に担われているとは言えず,それどころか大人は余裕がなくなり,若者を育てるという役目が疎かになっているとさえ言える。あるいは,適応の在り方そのものが歪められて大人への成長を困難にしている面もある。この問題意識のもと,シンポジウムでは,現代に溢れる情報と若者というものをどんなふうに考えるか,私たちが一体どんな状況の中で生きているかということを議論して共有したい。
ひきこもり・不登校支援の現場から、アスペルガー障害を理解し、「生きにくさ」を支える具体的な提案。
ひきこもり問題にどう対処すればよいのか。本書では、犯罪行動との関わり、不登校の問題、訪問活動、全国調査のデータなどを取り上げ、現在考えられる限りの対応法を探る。編者らによる座談会では、ヴァレリーのひきこもり体験や、ひきこもりとPTSDとの関連など、ひきこもり問題に一石を投じるたいへんユニークな論を展開。
「病は治る」「病だから治せる」の基本に立ち、まずは「身体の病」を治療することで正体不明の「こころの病」に挑もうとする1冊。本書では、内科・外科・精神科等の医療に通じた小児科医たちが、身体にあらわれた症状別に思春期の子どもたちのこころの病をどう診ていくのかをQ&A形式でわかりやすく解説する。
第1部は「心」です。心はどこにあるのでしょうか?心を見つめることは私たちにとって、どのような意味があるのでしょうか?臨床心理学の礎となる理論をもとに学んでいきましょう。第2部では「身体」の側面から、自分という存在について考えてみましょう。はじめに「心」と「身体」のつながりについて学びます。そしてその後は、私たちにとって自分の身体性がとくに強く感じられる「性」にも目を向けて見ましょう。第3部は、「心の病と健康」です。心身のバランスが崩れるとき、私たちにどのような変化が生じるのか、またそれを予防するためのちょっとしたコツも学んでいただけたら良いと思います。
無知につけこんだ性犯罪や、親族らによる性的虐待防止のためのヒントが満載!「掲示用資料」や「生徒用資料」入りCD-ROM付き!
「わたしは欠陥品なのかもしれない。自分が大人になれるって、無条件で思い込めるみんなが、羨ましい」(本文より)
中学校の「図書室」を舞台に、クラスへの違和感や未来の不安、同級生に対する劣等感など、思春期の心模様を繊細に描き出す全六編の連作短編集。
【著者略歴】
相沢沙呼(あいざわ・さこ)
1983年、埼玉県生まれ。09年『午前零時のサンドリヨン』で第19回鮎川哲也賞を受賞し、デビュー。11年3月「原始人ランナウェイ」が第64回日本推理作家協会賞(短編部門)候補作となる。18年『マツリカ・マトリョシカ』が第18回本格ミステリ大賞の候補に。19年『medium 霊媒探偵城塚翡翠』が国内ミステリランキングを席巻し、大ヒット。その他の著作に『雨の降る日は学校に行かない』『小説の神様』『invert 城塚翡翠倒叙集』『invert II 覗き窓の死角』など。
「普通の子」による凶悪事件、ネット犯罪、誘拐、学力格差の拡大、コミュニケーション不全…。情報化の進展など、社会を取り巻く環境が急速に変化するなかで、いま子どもの世界に何が起きているのか。さまざまな事例を丹念に検証し、今日の子育てや教育の問題点を具体的に指摘。現代における「思春期」の意味を改めて問い直す。
会社に入って数年。働くってなんだっけ?仕事ってこれでいいんだっけ?とふっと立ち止まって考えるときの本。
友だちはほしいけれど不安やこだわりで前に進めなくなってしまう、思春期の複雑な対人関係を前に立ちすくんでしまう……発達障害の特性のなかでも人との関係に課題を抱えている子どもたちに、友だち作りのソーシャルスキルを提供する「PEERS(Program for the Education and Enrichment of Relational Skills)」。「PEERS」には他のプログラムにはない4つの特徴があるーー1自閉スペクトラム症をはじめとする社会性に課題のある子どもたちが苦手とするスキルにフォーカスしていること、2思春期の子どもを対象にしていること、3子どもと保護者の同時参加によってスキルの般化を目指すこと、4プログラムの効果が科学的に証明されていること。さらに「PEERS」では2つの場面で体験しながら友だち作りのスキルを学ぶーー1家庭では親子でいっしょにホームワークに取り組む、2グループセッションでは仲間たちのロールプレイや行動リハーサルを通して自分を振り返るフィードバックを受ける。
ひとつひとつ課題をクリアできるように設計された全14セッションをトレーナーといっしょにこなしていけば、学んだことを学校でもすぐに応用できるなど、親子で効果を実感できる工夫があちこちに盛り込まれ、保護者と思春期・青年期の子どもたちに向けて「PEERS」の内容をまとめた『友だち作りの科学』(2017)と併用すれば、もっと上手にもっと効果的に「PEERS」を使いこなせるようになる。友だちを見つけて楽しく明るく日々を送るための、友だち作りがみるみる身につく「PEERS」トレーナーマニュアル!
写真家・青山裕企が“思春期ごっこ”をテーマに撮り下ろした1冊。
続発する少年犯罪、引きこもり、援助交際、学級崩壊ー。いま思春期の育ち方にどんな変化が起きているか。大人・社会の責任とは何か。変貌する少年少女たちの「つきあい世界」、消費文化世界の巨大な影響力、家族関係の揺らぎと変化をリアルにとらえ、現代日本特有の思春期の困難とその打開の途を探る渾身の書き下ろし。
子どもの「勇気」をくじけさせないで!〜アドラー心理学による「勇気づけ」は、親が考えを切りかえないとできません〜
●水瀬るるう『大家さんは思春期!』第7巻
ぐうかわ大家さんが
2年生になりました!
中学2年生になって後輩もできたチエちゃん。
アパートの住人のお世話や、料理部の仕事に忙しい日々をおくりつつ、
そろそろ将来のことも考え始めたり?
それぞれのGWを描いた描き下ろしエピソードも収録!
小学校高学年、中学生、高校生、思春期の子どもがいるすべての親が知っておくべきこと!