健康で豊かな食生活は、必ずしも豪華な食事を毎日摂りつづけることではなく、自分の価値観に基づくライフスタイルに適合した食べものや食べ方を選択することによって築き上げられるものである。今日、価値観が多様化しているだけに、これこそが理想像といえるような食生活の具体的な在り方を提示することはむずかしい。そこで、本書では、一人ひとりの価値観ないしライフスタイルの確立や、それに基づく食生活の構築に資することを願って、食生活の在り方に大きい影響を及ぼしている諸問題について総合的に論じた。
病児・障害児を遊びで支援する専門職HPSがなぜ日本の小児医療に必要か。第一人者である著者が豊富な実践と養成教育の歩みをもとにその普及の意義を紐解く研究の集大成。
介護士(ケアワーカー)の教育研修は、まだまだ確立されていない。
本書は、著者の長年の現場経験を豊富に盛り込み、その教育研修の体系化を試みた。
各教育研修ステップごとの教育内容を具体的に提示し、看護師教育のプリセプターシップを紹介。
また、人間性を磨くための感性教育などの導入手順や実践例を紹介した。
事例研究では、日々の実践に役立つようテーマごとに詳細な事例を収録。
「万が一」を切り捨てないシナリオづくり。有事のリーダーの育成。異文化への理解を深める…「想定外の時代」に備えよう。新感覚の「知的エンタテインメント」。
特別支援教育における教員養成・実習・採用・研修を連続して捉え、教員の資質向上を図るシリーズ。第1巻では学習指導案作成と教育実習におけるポイントを中心に解説した。
現在、教員の資質の高度化に向け「養成・採用・研修」の一体改革への取組みが進められている。教職課程をもつ大学はその教育の質を問われ、設定した「教職像」を軸に教育委員会の「教員育成指標」などを参考として課程修了者の質を保証しなければならない。本書は、大学基準協会が初の全国の教育実態調査を行った結果を検証し、「教職課程の質保証」のあり方をまとめたもの。今後構築される評価システムとは何かをつかむ必携の書。
民主主義は必ずしも持続可能な発展を保証しないし、民主主義が持続可能な発展の不可欠の前提条件というわけでもない。それどころか、ときとして相互に敵対しさえする。民主主義の制度の下で、民主主義の正規の手続きに則って、持続可能な発展を阻害する近視眼的な公共政策が次から次へと決定され実施されることがあるという、民主主義の「病理」をどうすれば克服することができるのか。本書は、この難問に挑戦しようとしたものである。
少子高齢化、家族構造の変化、雇用の不安定化、格差の拡大……変容する日本社会において社会保障制度が担う役割は極めて大きい。「成長」ですべてが解決するのか。消費増税の使い道は、社会保障の充実なのか。短期的な「成長」思考を越えて、環境・福祉・経済が鼎立する「定常社会」という新たな日本社会の姿を考える。
本書は、北インド古典音楽の第一人者である声楽家・音楽学者プラバー・アトレが、リスナーのためにその魅力と聴き方をわかりやすく語った一冊です。ラーグやタールといった基礎概念から、バンディッシュ、アーラープ、ターン、サルガムなど演奏を形づくる要素までを、専門用語に偏りすぎず実践的に解説。音楽家が舞台上でどのように即興を組み立て、音に生命を吹き込んでいくのかが具体的に伝わってきます。さらに、キヤール、トゥムリー、ガザル、映画音楽など多様なジャンルを比較しながら、伝統と革新の関係、教育や批評のあり方、現代社会におけるインド音楽の可能性にも踏み込んでいます。古典音楽を遠い存在としてではなく、今を生きるダイナミックな芸術として捉え直し、演奏者と聴き手が豊かな音楽体験を共有するための道筋を示す、実践的で刺激に満ちた入門書です。
ポスト資本主義を構想する鍵は地域主義にある。どのように地域の経済を振興し、生活のレジリエンスを高め、子どもを守り育て、将来世代の教育を進めればよいのか。これらの課題に取り組む世界各地の人々の営みをもとに、地域の価値創造の手がかりをさぐる。
国内外の気鋭の研究者が『BTSJ日本語自然会話コーパス』を分析。ポライトネスなどの点からコミュニケーションの解明をめざす。
■編者による紹介文
会話は、人間のコミュニケーションの原点である。本書は、国内外で活躍する気鋭の研究者が、世界最大規模の国立国語研究所『BTSJ日本語自然会話コーパス』という材料を、それぞれの観点と方法で自由に料理してコミュニケーションの解明に迫るというユニークな試みである。このコーパスは、「間」、「沈黙」、「発話の重なり」「笑い」など、語用論的分析に必須でありながら、多くのコーパスでは記されていない周辺言語情報も記述し、且つ、定性的分析だけでなく、定量的分析もできるように考案された「基本的な文字化の原則(BTSJ:Basic Transcription System for Japanese)」という文字起こし方法で記述されている。それによって、より細やかに、コミュニケーションの本質に迫っている。語用論的分析に適した『BTSJコーパス』の分析から得られた知見は、日本語教育における「会話教育」にも新しい息吹きを吹き込むものばかりである。語用論研究者だけでなく、日本語教育の研究者、実践者にも是非読んでもらいたい一冊である。
ピュイゼ理論では、視覚的、触覚的にも食べ物を理解させ、味が「丸い」「ごつごつしている」「サクサクしている」など、味を頭の中に食べ物の言葉を思い浮かべて意識させることで、子供が食べ物と仲良くなることを目指している。図や絵なども掲載されているため、お母さんやお父さんも手に取りやすい食育に関する子育て本となっています。「味覚の目覚め10回コース」を日本向けレシピに大幅改訂。
本書は、労働安全衛生法第59条に基づく雇入れ時、
作業内容変更時の安全衛生教育の内容を
網羅した教育用テキストです。
各企業で実際に使用されている
実務資料を豊富に取り入れるなど、
新入社員等に対する実務的な教育教材です。
改訂3版では、令和5年以降順次施行された
「自律的な化学物質管理」に関連する記述を加え、
前版発行以降の法改正等に対応しました。
「安全衛生の基礎用語」では、
新たな用語を加えて全体を見直し、
時代に即した教育テキストになっています。
第1章 安全衛生の基礎教育 5
第2章 法定の安全衛生教育
第3章 新入社員の基本的な心得
参考資料1 安全衛生の基礎用語
参考資料2 新入社員の必携社内様式
労働災害報告書
労働災害現認書
安全作業指示書
安全作業手順書
安全ミーティング日報
KY日報
ヒヤリ・ハット報告書
安全改善提案書
本書は臨床医がPCAによる鎮痛法を施行できるように、現場に即した解説書とした。そのため出来うる限り、多くの図表や写真を用いて、読者が理解しやすいようにする。また各論においてはいくつかの症例呈示を行い、それを丁寧に解説する。これらのことにより、より臨床感のある解説書になるようにした。
ヴァイオリニストとして活躍するのみならず、教育家、作曲家としても秀でた才能をもっていたヴュータンの協奏曲第5番は、教材として評価される作品でありながら、残念なことに技術面でも芸術面でも充分に理解されていないため、その優れた音楽性が生かされないまま、面白味に欠けたものという印象を免れない。この作品を日本ではワディム・レーピン、樫本大進らの師として知られるザハール・ブロンがどう解き明かしたか。既刊<エチュードの技法>で学んだ彼の演奏指導の本質を、実際の作品の上で知ることができる。
■収載曲 [全1曲を収載]
[1] バイオリン協奏曲第5番イ短調 Op.37
グローバル化が進む中,社会経済全般にわたり国際標準(規格)の重要性はますます増している.国際標準は,私たちの生活とどのように関わっているのか.そしてその課題と解決策とは? 標準の作り方と使い方,そして考え方について,具体例をまじえていねいに解説.
はじめに
序 章 国際標準と適合性評価
I 現代社会と国際標準
第1章 変貌する国際企業戦略
第2章 地球時代の安全規制
第3章 市民社会におけるマークの氾濫
II 国際標準の体系
第4章 国際標準をつくるーー標準作成機関の構図
第5章 国際標準を使うーー適合性評価の仕組み
ティーブレーク 本初子午線の物語
III 挑戦すべき課題
第6章 ガバナンスの仕組みとその限界
第7章 技術進歩への影響ーー停滞か促進か
終 章 明日へむけてーー標準教育のすすめ
おわりに
付録 世界の主な標準関係の組織
BOX1 モジュール化ーーサイモンの時計屋
BOX2 仕様標準と性能標準ーー厳密か,それとも弾力的か
BOX3 標準の定義ーー用途による使い分け
BOX4 標準の経済学ーー情報とネットワークの経済
BOX5 適合性評価ーーISO/IECの道具箱
BOX6 計量標準ーーものさしの基準
BOX7 WTO(世界貿易機関)と標準ーー国際取引の基本ルール
BOX8 公共財ーー標準はどこまで公共財か
Dialogues on International Standards: A Guide to the Global Age
Masami TANAKA
トラウマをもつ人をケアすることは、自分自身がまた傷つくことでもある。外傷性ストレスがケアの対象として定着した米国では、ケアを行う者への支援が重要な課題となっている。本書は、二次的外傷性ストレスの予防と治療という新たな問題について、米国のトラウマ研究や臨床に関わる第一線の執筆陣が、あらゆる角度から議論を展開している。